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こだわりの強い方がやる

「こだわり」を持つことは決して悪いことではありません。
しかし、それが自分だけでは完結しない領域の場合は、
自分で責任を取る必要があります。

料理研究家の動画を見ていたら、視聴者からの相談で、
「作った料理に対して配偶者が満足してくれない」
というものがありました。
その料理研究家は、
「そういう場合は、こだわりの強い方が作ればいいんです」
と言い切っていました。

自分自身、こだわりが強いとは思っていませんでしたが、
家族にご飯作りを頼むと、スーパーのこってり惣菜とか、
炭水化物オンリーになりがちなので、
それが嫌で自分で作っていることに気がつきました。
掃除についても、四角い部屋を丸く掃除されるのが嫌だから
自分でやっていました。
「こだわりの強い方がやる」という言葉には、すんなり納得できました。

家事について家族の協力を得たい場合、
目指す結果について、お互いに同意する必要があります。
相手がやった結果にケチをつけるくらいなら、
最初から自分でやった方が良いでしょう。
望み通りの結果を得たいなら、相手が心を開いている時に、
丁寧に説明しなければなりません。

こだわりは、ある意味で「自分の趣味」とも言えます。
すべてを自分の思い通りにしようとすると、
かなりの負担を背負い込むことになります。
そこまでこだわる必要があるのか、
全部自分でやる必要があるのか、考えてみましょう。

自分の家事について、なぜ自分がやっているのか考えてみませんか。
もし、こだわりがあるなら、自分がやり続ける覚悟が必要です。

家族の家事の結果を受け入れる余裕を持って、
「何で私ばっかり」を減らしましょう。
自分のこだわりでやっているなら、楽しくやりましょう。

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