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ヨーロッパを旅した100の感想:50.決して間違ってはいけない国達

やっと感想の50個目。もうサボりすぎて2019年中に終わらなかったのが残念でならなかったんですがこの監禁期間中にはなんとしてでも終わらせたいんです。

もはや第二の旅が始まって、そこのことを今年は書いていく予定だったにも関わらず、すでに100個分のタイトルは決まっていたので途中で投げ出すことも出来ず結局このまま書いておりますね。

いや、本当に記憶と感情は生物なんで感じた時の年齢とその場の勢いで書いてしまうのが一番いいはずなのに…それが出来なかった自分がもどかしいです。はい。

むしろ今が監禁期間でどこにも行けていないので、それが幸いですね。

さて

今回のタイトルに戻ります。間違えては失礼に当たる国です。

これは日常生活の中でも、というか日本国内でも結構あることだと思うんですよ。東京でいうと、町田は東京なのか神奈川なのか、とか大阪だと尼崎は大阪なのか兵庫なのか、みたいな微妙なところですね。

正直、これは住んでいる方以外からしたらどっちでもいいんですけど。笑

でも国間の微妙な違いというのは政治的なものや歴史的なものも絡んでくるので、たとえ友達でも間違えてしまうと危険!というものがあったりするようです。

たとえば

一番身近なものだと台湾は中国と呼ぶべきかどうか、みたいなところですね。まあ、台湾の人に中国人と間違って呼んでしまって激怒する人は少ないかもしれませんね。

日本人なら台湾の人を中国人と呼ぶことはあまりないかもしれません。日本人の中でも台湾人は中国人とは違うのだと漠然と知っている人が多いように思うので。

しかし、もし他の国ならどうでしょうか。

私はロンドンに留学してる時にクラスにポルトガルの子とウクライナの子がいました。そして、そのポルトガルの子はいつもそのウクライナの子に対してロシア人とからかっていたんですね。

その時、たまたまそばで聞いていたイギリス人の先生が物凄い勢いでそのポルトガルの子を怒ったのを覚えています。いつも穏やかな先生だったので、一瞬なぜ怒ったのかわかりませんでした。しかし、先生はそのウクライナの子に対してロシア人と言ったことに反応したようでしたね。

そのあと、ロシアとウクライナは複雑な歴史を持っているから決して間違えてはいけないのだと授業で話があったことを覚えています。

私も詳しくは分かりませんが、ウクライナの人は必ずウクライナの言葉だけでなくロシア語も話すことが出来るんです。

ウクライナの子はまだ幼かったので、おそらくからかわれる意味が分からなかったのかもしれません。しかし、先生が怒って初めてそれはよくないことなのだと知りましたクラス全員が。

同じように、アイルランド人をイギリス人と呼んだり、スコットランド人をイングランド人と呼ぶのも間違いなく激怒されるので気を付けなければならないと言われましたね。

あとは細かいところだと思います。マルタをイタリアと呼んだり、おそらく香港も中国と言われることを嫌がる人はいますね。

そう言った国間のタブーを知っていくというもの大事なことの一つなのだなと感じた一コマでした。


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