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ヨーロッパを旅した100の感想:48.道を聞くなら絶対に年配のマダム(or女性)

女のひとり旅に危険は付き物です。

そんな時に絶対に覚えていてほしいものは、常に身を守るための自分のルールを作っておくというものです。

それは人によると思います。性別や年齢、旅の目的によって必要最低限のルールは変えていいと思います。

私はそのルールの一つに、道を聞くなら絶対に年配の女性に聞くというものがありました。

なぜ年配の女性なのか

シンプルに安全だからです。

女性でもいいんですが、あまり若すぎるとめんどくさがって正しいことを教えてくれない時がありました。なので、私の祖母くらいの年齢の女性だと、孫のように接してもらえるというのはありましたね。

では、なぜ年配の男性ではダメなのか、それも時に面倒なことになるからですね。

なぜかは分かりませんが、男性の場合は年配だろうと若かろうともちろん気さくに教えてくれる人はいますが、そのあとお茶でもどう?など一緒に行こう!などと言われることがありました。

もし、それが冗談だとしても結構めんどくさいんですよね、その一連のやりとりが。もし急いでいたら、なおさら。

もちろん全員ではないですが、少しでも変な可能性を回避するために女性だけに聞くという方が安全です。たまに付いてこられたりしたこともありますからね。

あとはカップルやご夫婦なんかもいいですね。

結構そういう時でも積極的に返事をくれるのは女性の方が多い印象です。

スコットランドが私の中で特別な訳

一度スーツケースを持って道に迷っていたら、ご夫婦が声をかけてきてくれて目的地までスーツケースを運んでくれたことがあります。

それがスコットランドのエジンバラです。もうボロボロの状態で慣れない道を迷っていたので、見るに見かねて声をかけてきてくれたのでしょう。

「どうしてそんなに親切にしてくれるんですか?」と無粋にも質問をすると、「スーツケースで旅をする大変さを知っているから」だと言われました。

そのご夫婦はポーランドとイングランドからスコットランドに移り住んできた方達のようで、自分たちも来たばかりの頃は色々大変だったからと言われましたね。

そして、スコットランドのグラスゴーに行った時も当時私はwi-fiを持っていなくて迷子になっていたんですが、見かねたご夫婦に助けてもらいましたね。

「どこに行きたいんだ?」と聞かれて「駅に行きたい」というと、親切に地図を書いて渡してくれました。そこで、もしまた迷ったらその時そばにいる人に聞きなさい、と。

こうやって積極的に声をかけてもらうのも嬉しいものですね。特に見知らぬ土地で迷子になっていたらなおのこと。

ですが、こういう体験をするのはいつもスコットランドなんです。他の国でも迷子になったことがありますが(迷子になりすぎ)、手を差し伸べてくれるのはいつもスコットランドという土地にいるときでした。

もちろんたまたまかもしれません。

というスコットランドが恋しくなったところでこの辺で。

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