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【体験レポ】蒲田先生のファシアケアを受けたら1時間で肛門括約筋がよみがえった

こんにちはママ代表まなみです。

みなこさんにりえさんにファシアケアを教えている、学術博士で理学療法士の蒲田和芳先生に産後ケアを受ける機会がありましたのでレポートします。蒲田先生のくわしいプロフィールはこちら。スポーツ界ではかなり有名な方で、ここ数年は産前産後ケアにも力をいれていらっしゃいます。

私が3年間誰にも言えずに悩んでいた症状

それは肛門括約筋の効きが悪いこと。詳細は省きますがオリモノシートが手放せませんでした。

これは1人目出産後から続いている症状。いわゆる骨盤底筋あたりを鍛えればそのうち元に戻るだろうと思ってました。しかし待てど暮らせどその日はやってこず。2人目を出産してついに3年経ってしまいました。

ネットを検索してたらこんな記載を発見。

35歳以上の年齢での初産、3500gを超える大きな胎児、子宮口が全開大してから娩出までの経過が5時間以上、鉗子・吸引による娩出などの場合に、肛門のゆるみが残るリスクは増大します。
出典:出産後の肛門のゆるみ​

ふむふむ。吸引分娩、しましたネ…。

ケアのチャンスが舞い降りた

ふだん広島を中心に活動されている蒲田先生が東京に出張するタイミングで、治療を受けたい妊婦さんや産後ママを募集するとの朗報が!!!(緊急事態宣言が発令される直前という神がかったタイミングで)

1週間前にりえさんに骨盤と足、肩まわりをケアしてもらったばかりですが、りえさんが先生の治療を見学されるとのことで、私も一緒に連れて行っていただくことになりました。

初対面の蒲田先生に肛門のケアをお願いした

文字に起こすとYABAIですね。初対面で肛門。Clubhouseでファシアケアの話をたくさん聞いてきたし、蒲田先生と何度もお話する機会があったので勇気を出して告白できましたけど。正直心の中でプルプル震えてました。

やっぱりプライベートなゾーンなので人に触られたくないじゃないですか。肛門なんて。でも結論から申し上げますと、肛門まわりはいっさい触らずに治療してくださいました。

まずは尾骨筋の治療

多裂筋・尾骨筋

尾てい骨の近くにある尾骨筋がかなり硬かったそうで、時間をかけてまわりの組織との癒着をリリースされました。

いきなり肛門からかなり遠い箇所を治療されたので「えっそんな遠くていいんですか?」と思いつつホッとしました。

尾骨筋

▲先生が「うーんかなり硬いねぇ」と言いながらリリースしている場面

以前しりもちをついたかなにかで負った外傷のせいで尾骨が傾いていたそうです。(そういえば数ヶ月前、お風呂場で滑って転んだアレかもしれない)

そして治療をしながらいまどこを触っているのか丁寧に教えてくださったのですが…覚えきれず右から左で忘れましたw

超簡単に説明すると様々な神経や筋肉の間にある組織であるファシアが癒着して硬くなり、滑りづらくなることで筋肉が効きづらくなっていました。その癒着を解消するために指でその部分を剥がしてくださいました。

指で…剥がす…?ちょっとよくわかんないですよね。私も実際に治療を受けるまでなんのこっちゃわかりませんでした。癒着がひどい部分は触られると痛いのです。そしてその部分を剥がしていくと痛みが消えます。筋肉がふわふわになっているそうです。

そして大殿筋の治療

大殿筋

解剖図で見ると大殿筋ってかなり大きいんですね〜。この筋肉の内側あたりを中心に神経と筋肉を剥がしていただきました。

大殿筋

▲たぶん大殿筋の治療をしている場面。わかりづらいかもしれませんが肛門からはだいぶ遠いです(しつこい)

私の場合、1人目を出産した際に会陰が肛門ちかくまで裂けてしまったのですが、そのとき出血した血液が大殿筋の下のほうに貯まってしまい、癒着を起こしていたのでは?とのことでした。

そして肛門括約筋の締まりを取り戻した感覚がつかめた

蒲田先生がお尻の肉を引っ張りながら「括約筋を締めてみてください」とおっしゃるのでやってみたら、出産前の締まる感覚が戻ってきました。思わず「締まりました!」と叫んでしまいましたw

癒着を解消され肛門括約筋が効くようになったら次にすることはセルフトレーニング。1秒に1回のリズムで、20回連続で肛門括約筋を収縮できることを目標にトレーニングするようにとのことでした。

せっかく癒着が剥がれたので、満を持して収縮させたいと思います!肛門を!

おまけでうれしい副作用も

Before After画像がないので自分の感覚でしかないのですが、お尻を触るとプリっと丸くなったような気がします。そしてお尻の形がかわったことにより、パンツが食い込まなくなりましたwユニクロのシームレスパンツですら食い込む尻だったのに。

これも恥ずかしくて誰にも言えなかったんですけど。1日100回くらいパンツの位置を直す生活を送っていました。それが解消されつつあります。

恥をしのんでClubhouseでもこの話をしたのですが、アンケートとったらパンツの食い込み気になってる方が何人かいらっしゃいました。気になってたけどまさかファシアケアで改善されるとはw思いがけないうれしい副作用でした。


まとめ

たった60分の治療で、肛門括約筋の働きを取り戻し、そしてパンツの食い込みまで治してしまった蒲田先生。魔法使いかと思いました。

今回私が治療していただいた内容は、とってもデリケートな問題なのでなかなか人に話せなかったのですが。治療できるんだということがわかったので自分と同じような悩みを抱えている方のお役に立てればと思い、このレポートを書かせていただきました。

もし同じような悩みを持っている方がいらっしゃれば、みなこさんりえさんまでご連絡ください。あきらめないで生活しやすいからだづくりをしていきましょう。


それでは、よいケアを!



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