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文字・漢字練習用シートを作成した話

先日、子供が漢字の練習をしていてうまく書けなくて、でもムキになって繰り返して、ノートに皺が寄って…を繰り返して泣いてしまいました。

「気に入らないを探すようになってたら、気に入らない字にしかならない」

とは、いつだったか聞いたような気がする言葉なんで、おそらく小学校のころにやってた習字の先生にでも聞いたのだろうなと思います。

とどのつまり、うまく書けなくてムキになってるときはもう「いい字を書こうという気持ち」よりも「下手な字を書く」という事が深層で主目的になってしまい、絶対に上手い字など書けないから、一度手を止めて気持ちを変えましょうという事だと思います。

まあ、ただそんなこといってもやらなきゃならんわけでして、はてじゃあどうしようかな…ということで「提出するノートに書く前に練習しよう」「書いて消してより書いたものが残る方がいい」という事で、練習を主眼にしてデザインしてみました。

幼保年長〜小学生位の「1文字の練習」ターゲットとしています。

意識した点としては…

「1文字を意識して書くために記入欄を連続させない」

というところです。

文字の練習帳ではその余白が無駄(文章を書くためには特に)であることから、記入するマスが連続した行としてあり、余白はふりがなを振るための横にある僅かなスペースのみです。

しかし、これだとどうしても「上の文字」との距離が近いことで、以前書いた文字に「連続性」を見いだしてしまう。

そして、連続していることでいわゆる「ゲシュタルト崩壊」に繋がりやすい。直前に書いたものに意識を持って行かれがちになるな、と感じました。

その事から「記入行がある用紙」としてではなく「独立した小さな記入欄が面付けされた用紙」としてデザインしました。

一つ一つの文字を独立して書くという事を目的と下方向にも余白をつけることで、書き連ねてもそれぞれの独立性が(多少)保たれ、一つの文字を反復練習するには向いているのではないか?と考えています。

シートサイズは、A4でプリントアウトした場合に…


1マス約30mm角のシート(幼児向け)
1マス約20mm角のシート(標準)
1マス約15mm角のシート(大人向け)

となる、3種類を制作しましたので、お子様もしくはご自身の使いやすいシートを選んでご利用ください。

当面の間、無償PDFで配布させていただきますので、よろしければご利用ください。

必ず、ダウンロードしてからお手持ちのプリンタで印刷してご利用ください。(不要な部分が印刷範囲に含まれてしまう可能性が高いです)

現状、特にそのままご利用いただけますが、購入によるご支援・サポート支援いただけると幸いです!٩( ˘ ᗨ ˘ )و


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139字

¥ 300

撮影、活動のおこづかいにさせて頂きます ٩( ˘ ᗨ ˘ )و