SD ガンタンク Illustration model 作成メモ
の作成雑感です。
エアブラシは使うのが難しい環境の中、イラスト塗りを見て「あ、これは絶対楽しそう」と思って手を出し始めた塗り技法。 撮影も楽しい事からどうつくろっかなーって悩んでたガンタンクも結局こちらの塗り方にしました。
ボディは下地に鋳鉄表現塗料をつかってボコボコを仕込み、その上に純色で作ったボディカラーを載せ、シャドウになる部分にクリアブラックで「ムラのある影」を載せています。調色で載せる方法がセル塗りとしてはベストだと思いますが、筆塗りなので綺麗なフラットの塗りは難しい事を逆手に取り、クリアブラックを重ねる事で筆塗りの「ムラ」を味に変える事を狙っています。
金属色はリアルフィールカラーのメタリック。
全体にフラットクリアを吹いてからエッジやシャドウ、ハイライトを入れて仕上げています。
使ったのは以下のとおり。
■本体
ガイアカラー鋳鉄表現グレー
+純色シアン、純色マゼンダ+シアン、純色イエローの混色
■腕・背部スラスター・砲・キャタピラ、キャノピー裏など
リアルフィールカラーシルバー・アイアン(無駄になった_(:3ゝ∠)_)
■シャドウ面
クリアブラック+フラット材を上塗り
■ハイライト
デリータ ホワイトインク ラインペン ネオピコライン ホワイト 0.5mm
■シャドウ/エッジライン
ガンダムマーカー スミイレペン(極細) グレー・ブラック
■トップコート(わりとやむなく)
クレオス プレムアムトップコート(つや消し)
気づいた方は気づいたとおり、リアルフィールカラーの部分については正直なぜそれを選んだのか?という感じの選択です。
実は途中まで別の方法を考えてたのですね…。ポップかつちょっと重みもあるもの。でも唐突にイラスト調にしたくなりトップコートを吹いてつや消し。
結果として今の形にはなりましたが、特にリアルフィールカラーのシルバーを使った部分等の仕上がりに不満なところは正直あります。
ただ、鋳鉄塗装については見た目のテクスチャは潰れてしまっているものの、ふらっとな塗りよりもちょっと意図しない形で面白いテクスチャ感が出せたので、一つの技法としては面白いという事で、引き出しが増えました。
凄く楽しめたし、次への反省点なども見えたいい経験でした。
次もがんばるぞー!
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撮影、活動のおこづかいにさせて頂きます ٩( ˘ ᗨ ˘ )و