ミラーリング効果
今まで、過去の事柄をつらつら書き出しているのてすが、
ちょっとした気付きは直ぐに書かないと忘れてしまうと思い急遽書き出してみます。
去年の救急搬送で診断された「老人性てんかん」。
否、もう少し前から父親の言動が少し斜め上で、まぁなんと申しますか、リアル御長寿早押しクイズのパネラー状態なのですが、
MRIの画像ROMを物忘れ外来も受付ているかかりつけの病院に共有して、物忘れ外来を受診したいことを伝えると、まだ大丈夫だからと一度スルーされたのですが、しつこくお願いして、長谷川式と問診などで、今は認知度中程度という。
しかし父親は今飲んでるお薬の種類が多いことで
認知症に関するお薬は出せないと…。
認知症の薬ってこれを飲めば効くというものでは無いし、
日々の過ごし方で症状と付きあって行くことと理解しているので、
何故薬を出してくれない!っていう違和感は無い。
地域包括センターの方に相談して、病院を変えるとか選択のアドバイスを貰ったのですが、
父親の意向を踏まえ病院は変えずに今に至っている。
さて、
ミラーリングの話に戻ります。
今現状、父親は導尿を卒業し、
紙パンツとパットを使って
尿漏れに対して対処しているのだが、
使い捨ての概念が我々と少し乖離していて、
もったいないということで、
なかなかパットを変えることをしない。
はたまた
尿漏れのことで頭がいっぱいになり、パットをどんどん重ねて紙パンツをパンパンにしている。
どんどん膨らんでいる紙パンツ姿を見る。
その姿がなんだか可愛らしくて
パットを捨てる様に仕向けるんですが
その時の方法として
ミラーリング効果を使うことで、
何故変えるんだ!って感情的になるところを穏やかに笑いながら変えることができた。
先ずは、私自身がパットをチェックしてパンパンになっている紙パンツをオモシロがって、笑いながら楽しい事がこれから始まるからだになる。
そうすると、そのからだに影響されて父親も笑って楽しくなっていく。
そこで、「お父さん、先ずはこのパットを変えちゃお〜。それからこの紙パンツも変えちゃお〜」って、
そうするとあれれ不思議、
いつもは、嫌だ!もったいない!って拒絶のからだから感情的になり怒り出していたのだけれど、
笑いながら受け入れてすんなり変えさせてくれた。
この方法良いかも!
演劇ありがとう(笑)