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【資格試験】ビジネス・キャリア検定試験 総務3級


はじめに

今回は2024年2月18日に受検したビジネス・キャリア検定試験3級のついて書きます。

受検理由

総務の仕事に必要な知識を獲得するために受検しました。

学習教材

参考書

インプット用の参考書として、『ビジネス・キャリア検定試験標準テキスト 総務3級』(以下、テキスト)を使用しました。
選んだ理由は「標準テキストだから」であり、他の選択肢は考えませんでした。というか、他に選択肢はないように思います。
文中の重要箇所が緑色の太字で表現されており、重要であることが分かりやすいです。しかし、赤シートで隠すということはできません。

演習

アウトプットには、『ビジネス・キャリア検定試験過去問題集 解説付き 総務2級 3級』(以下、問題集)とJAVADAが公式サイトに掲載している過去の問題例(以下、過去問)を使用しました。

問題集には3級の問題として計100問が掲載され、株式の基礎知識やリスクマネジメントの基礎知識といった分野ごとに分かれています。
掲載されている問題は平成26年度と平成27年度に出題されたものであり、やや古いです。
とはいえ、出題傾向などの違いはないので特に問題はないと思います。

過去問は無料で利用でき、2024年3月時点で令和4年度の前期・後期、令和5年度の前期・後期の計4回分を解くことができます。

問題集には解説が載っていますが、過去問は解答のみで解説がありません。そのため、間違えた問題については「なぜその解答になるのか」をテキストやネットなどで確認する必要があります。

学習方法

学習期間は約2か月で、時間にして合計30~40時間でした。
平日は週に2回ほど出社日があるので、その通勤電車の中でテキストを読みました(片道のみ、30分ほど)。

休日は過去問を1回分解き、間違えた問題に対して「なぜ間違えたか」「なぜ解答が正しいのか」をテキストやネットで調べ、ノートにメモしました。
過去問は1回につき、60~90分ほどでした(問題を解く:30分、メモする:60分)。

問題集は購入したものの、ほとんど使用しませんでした。

過去問で演習をする方が、
間違えた問題に関する部分をテキストで探す

その部分に関連する内容も合わせて覚える

といった動きができるため、学習効率が良かったように思います。

学習にあまりお金をかけたくないのであれば、問題集は買わなくてもよいと思います。

試験当日

試験会場は、マーケティングや営業の分野の試験と同じ部屋でした。
受検者の年代は幅広く、20代~50代くらいの人がいました。
中には、服装のせいか学生のように見受けられる受験者もいました(就活で使うのかもしれません)。

試験前の勉強として、問題集を使用している人が多かったです。

試験後は問題用紙を持ち帰ることができました。
私も持ち帰り、自己採点を行いました。

本部(?)では受検証明書を発行してもらえるそうなので、必要な人は発行してもらいましょう。

感想

学生の頃と比べ、インプット作業が苦に感じました。
電車の中でテキストを読んでいましたが、どうしても眠くなる…。
また、インプットの作業は退屈なので、なかなかやる気にならなかったのも事実。
テキストはサラッと一周して、あとはアウトプットを中心とした学習が良かったなと思います。

試験の内容として、法令により保存期間が定められている文書の名前と年限のように、理解云々よりも単純に覚えるしかない内容がありました。
「今全部覚えるなんて到底ムリ」と思い、私はその部分は捨てていました(試験が終わったらちゃんと覚えるつもり)。
しかし、出題される内容はある程度決まっているので、頻出の部分だけ覚えるようにしておけばよかったと反省しています…。

試験に向けて学習を行うことで、電話や来客対応、会議運営、職場環境の整備といった今まさに私が携わっている業務に関する基礎的な知識を身に付けられたのは良かったと思います。あとは実務を行う中で、会社独自のやり方などは上司・先輩に聞くなどして身に付けていきます。

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