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自衛隊大規模接種センターでワクチン打ちました

私、40代で医療従事者でもなんでもないのですが、6/21(月)にコロナワクチン接種してまいりました!予約の経緯、当日の接種の様子をまとめておこうと思います。

1. 自衛隊大規模接種センターで64歳以下も予約可能に!

2021/6/15、Twitterで”自衛隊大規模接種センターで64歳以下も予約可能”というニュースが流れてきた。実は私、東京オリンピックのボランティアスタッフに登録していて、開会式前にボランティアとしての活動予定が10日間の予定で決まっている。オリンピック開催の賛否はおいておいて、もし開催となった場合は、ボランティアとして大会を支えたいって思いがあったのだが、今回のコロナの件で正直やる気はなくなっていた。ひとり親で子供3人抱えている私が、もしコロナに感染したら。。。今まで本当に親しい人との接触しかしてこなかったのに、ボランティアスタッフとして多くの国内外の人に接触する機会をもてば、感染のリスクは高まるわけで。それでも、オリンピックの現場をこの目で見てみたい思いもある。少しでも感染リスクを防ぐには、もうワクチンしかない!と思っていた。が、ご存知の通り、オリンピック参加の選手へのワクチン提供はあれど、ボランティアスタッフまでは回ってこない。私がワクチン接種できるのは、きっとオリンピックの後だろうなぁと思っていた矢先に流れてきたこのニュース。早く接種できるなら、接種したい!思ったら即行動!な私なので、2021/6/16からネット予約ができるように準備することにした。

2. 住んでいる街で電子申請、なんなく接種券番号をGet

ネットニュースを読み込むと、予約には地方自治体が発行するワクチン接種券が必要とのこと。都内では一部、64歳以下にワクチン接種券を配布したというニュースもあったが、もちろん我が街の役所からはそんなもの送られてきていない。ワクチン接種券ってどうやったらもらえるのだ?!と思ったら、Followしている我が街の情報発信しているTwitterアカウントから有益な情報が流れてきた。”役所に電話、窓口、あるいは電子申請で取得可能”と。ご丁寧に電子申請のURLまで付けてくれてあったので、即クリック!そして申請をして2時間後には、メールで接種券番号を取得した。何と便利!実際のワクチン接種時には、ワクチン接種券が必要なのだが、我が街は電子申請当日にワクチン接種券を発送してくれたので、翌日には家のポストに入っていた。とてもスムーズ。

3. 自衛隊大規模接種センターのネット予約は簡単・すぐ取れた!

実はワクチンのネット予約には苦い思い出がある。今年5月、私の母が実家のある我が故郷の街でワクチンの予約をした際、ネット予約はサーバーダウンでほぼ機能しなかったのだ。ネットはつながらないため、母は電話をかけ続けた。100回ほどかけてやっとつながったと思ったら、本日の予約分は終了しました、と無情の回答。母は電話予約(1回につき100回以上のコール)を繰り返し、ようやく5月末にワクチンの予約をとった。彼女のワクチン接種日は7月4日である。泣ける。

そんなことを聞いていたので、今回の6/16以降64歳以下へ予約枠開放のニュースをみて、東京近郊の若い世代がネット予約に殺到してサーバーダウンで予約できない可能性が頭をよぎった。結果、取り越し苦労だった。自衛隊大規模接種センターの予約ページはなんともスムーズ。サクサク進んで、あっという間に予約がとれた。接種会場がA~Dまで4箇所あるので、それぞれの会場を覗いてみて、自分にとって一番接種しやすい日時を選ぶこともできた。思いの外予約可能枠がたくさんあったのか、はたまた64歳以下でワクチン受けたい人が少なかったからなのかはわからないが、自分の希望通りの日時でものの5分で予約できたのは嬉しい誤算だった。こうして、私の第一回ワクチン接種予約が2021/6/21 9:30に確定した。

私のTweetによると、64歳以下に予約を開放してから2日後の2021/6/18には、27日までの予約枠は全て埋まったとのことだった。早く動いてよかった。住んでいる街で、電子申請ができたのもよかった。

4. 接種前の事前準備

世界中に住む友人や日本の65歳以上ですでにワクチンを打った人から聞いた話によると、副反応と言うものがあるらしい。弊社バンコク支社の多くの社員は1回目の接種を終えたのだが、その際もみんな副反応に苦しんでいた。

・38度を超える発熱
・倦怠感
・関節の痛み

これらが主な症状だが、
・若い人
・女性

が特に副反応が強く出るらしい。私の場合、若くはないが女性だし、もしかしたら副反応がでるかもしれない。シングルマザーで子供3人を抱えて、私が発熱でぶっ倒れたら家が回らなくなる。接種前日に、子供たちとともに色々作り置きをした。これはレンジで2分チンしたら食べれるよ、とか説明をしながら。

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そして接種当日は朝から炊飯器をタイマーセットし、カレーを仕込んだ。これなら、子供たちも給食のように自分たちで食べれるからだ。こうして、副反応への備えも万端となった。

5. 接種当日。スマフォ片手に大手町駅に降り立った

9:30の予約なので、会場には9:15にはつけるように出かけた。大手町の駅に降り立って、スマフォ片手に大規模接種センターへの行き方を調べようとしたとき、目の前にこれを発見した。

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なんとも親切である。スマフォはポッケにしまいこんで、矢印にしたがって会場へと向かった。ポイント・ポイントに案内の人が立っていて、親切に教えてくれるのもよかった。65歳以上の方にとっては、とてもありがたいことだと思う。

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6. 予約確認の受付から接種会場仕分け

接種会場では、まず接種券を見せて予約と私の場合は免許証で本人確認が行われた。検温機も備わっていて、しかも検温すると体温が印字されるシールがが出てくると言う。これ便利。

予約確認もとてもスムーズであった。どの会場で予約したのか忘れていたのだが、予約確認のときに会場がわかり、それによってクリアファイルで色分けするので、本人が会場まで覚えている必要はなかった。ここからは、会場ごとに案内されていく。

予診表の記入会場があり、記入していない人は現地でも記入が可能だ。トイレもある。会場の中にもトイレはあるが、この先は流れるように進んでいくので、できればトイレはこの予診表記入の際に済ませておくことをお勧めする。

7. 接種会場にて看護師の予診と医師の問診

ビルの中に入ると、階ごとに会場がわかれていた。持っているクリアファイルごとに、専用のエレベーターに案内されて、各階へとすすむ。エレベーター案内係のおじさんは、手動でエレベーターを動かしていた。高島屋みたいである。

会場に着くと、これまた案内の方がたくさんいた。各セッションには待機用の椅子が間隔をあけて並べられており、感染症対策もばっちりであった。1フロアーを余すことなく使い、接種者が歩いて進んでいくというスタイルであった。まずは看護師による予診があり、予診表の内容を確認される。そこで、アレルギーのことや、けいれんの履歴などを確認され、該当者はシールを貼られた。私はアナフィラキシーの経験はないがアレルギー持ちなので、シールをはられた。その次に、医師による問診があり、再度内容を確認された。結果、私の待機時間は30分に決まった。

8. ワクチン接種と待機

医師による問診が終わると、いよいよ接種である。接種ブースも15箇所くらい設けられており、医師と看護師がそれぞれ配備されている。中に入るとワクチンの説明があり、”アルコール綿で消毒しますが大丈夫ですか?”と聞かれた。”はい、大丈夫です”って答えたつもりだったのが、無意識で”アルコールは大好きです”と答えていたようで、医師と看護師に笑われた。”今日はお酒飲まないでくださいね!”と笑顔で諭されて、ブスっと注射を刺された。

毎年受けるインフルエンザのワクチンよりも、痛みは少なかった。上腕部に打つのでノースリーブがよい、って話だったが、袖が短くてひらひらしている半袖のカットソーで問題なく打てた。接種した時間から30分後の時間が記された紙を手渡された。

接種後、隣の待機場所へ移ると、まずそこで次回の予約をとった。次回も自分の希望通りの日時で予約がとれた。とても嬉しい。その後、待機時間ないはそこで待機となるのだが、私は30分待機だったので、待機場所が若干ちがった。15分接種の方とは少し隔離され、看護師が待機している近くで待機した。結果、何も起こらなかったので、無事に待機時間を終えて、接種終了、帰宅となった。

9. 帰りはシャトルバスに乗ってみた

ビルの外にでると、”東京駅行きのシャトルバスご利用の方はこちらです!”って案内があったので、せっかくだから乗ってみようと、シャトルバス乗り場へ歩いて向かった。そしたらなんと、シャトルバスははとバスだった。

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車内の感染症対策もバッチリだった。

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ちょっとした遠足気分である。東京駅で子供達へのお土産とお昼ご飯に駅弁を買って帰路についた。

10. 個人的な感想

電子申請、ネット予約と実にスムーズだったのには感動した。お役所仕事は時間がかかるイメージだったが、電子化することでこんなにも便利になるわけで。これきっと、中の人も楽だと思う。DXは今後もどんどん進めてほしい。

接種会場で仕事している人がとても多かった。お金かかってるなーってイメージ。それを国費でやってくれるのはありがたい。こういうことに税金を使うのは賛成である。突貫工事だったとはいえ、ネット予約のシステムや予約確認システムもなんとか動いているみたいだし。人が楽できるIT利用は今後も推進してほしい。

看護師の問診 10箇所、医師の問診 10箇所、ワクチン接種 10箇所づつくらい設置されていた。ということは、待機場にいる看護師も合わせると、各会場看護師30名、医師20名は配置されている。4つ会場があるので、看護師120名、医師80名。医療従事者が不足すると大変だなっていうのを実感した。病院勤務とはまた違う、ワクチン接種会場での勤務は大変だと思うが、ここで勤務してくださっている医師・看護師、そしてスタッフの皆さんに心から感謝を。

何かと初動が悪くて批判される日本ですが、いざやるぞ!って決まってからはとても早いし、会場での混乱も少ないように思う。会場に到着してから1時間後には私ははとバスに乗っていた。仕事を休むことなく接種できたのもよかった。

ありがとう、自衛隊大規模接種センター。2回目の接種時もよろしくお願いいたします。

おしまい。

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