旅にでよう〜仙台・盛岡⑥宮沢賢治編〜
朝7時に出発。私は朝に強い。
ひんやりしているが天気が良く気持ちがいい。
高原社の写真撮り忘れたなと思ったので、ほんの少し迂回して川を挟んで高原社の写真を撮ってから盛岡駅へ。地元の喫茶店でモーニングが望みだったけれど7時から開いている店はなかったのでオープンしたてのドトールで、卵ハムサンドとアメリカンで朝ごはん。全国どこにでもある店は安心感があって、これはこれで美味しい。
8時10分発、到着は8時23分。一瞬で新花巻駅、駅周辺は何もなくさらに静かだった。宮沢賢治記念館までは徒歩で30分ほど、ここは一軒だけあったお土産屋さんでレンタルサイクルを借りた。(1日1000円)9時からの開店だったけど、45分くらいにいいですか?と聞いたら快く貸していただく。
だだっ広い道を自転車で走るのは最高に気持ちがいい。10分もたたず博物館が見え、童話村そしてお目当ての記念館が。記念館は山の上だったので電動自転車ならと意気込んで走ったが途中、電動でも太刀打ちできなくなり重い自転車を押して登る。ぜーぜー言った。
到着と同時くらいにバスが登って来たので団体客より先にと歩を早める。
記念館では、他の施設もお安く見学できるチケットが売っていたので、記念館と童話村と博物館の3枚チケットを買う(800円)館内は宮沢賢治の直筆の作品がたくさんあり、宗教や宇宙、農などのカテゴリーに分かれて展示されていた。修学旅行の小学生かな?も、興味深くメモしていて感心する。小学校五年生の国語の教科書には『注文の多い料理店』が載っているので小学生に宮沢賢治はさほど遠い作家ではないのかと感じる。
賢治の印象は名前の通り賢い人で頑固もの。いつも一途に一生懸命生きた人だなと感じる。
私はもっぱら映像を堪能。途中、宮沢賢治の童話はたくさんあって自分はほんの一握りしか読んだことないなと気づく。『猫の事務所』は映像で流れていて集中してみていると、肝心なところで終わって後は本で読んでねー、と締めくくられた。
一時間ほどのんびりした後は、館内のカフェの空間が朝日と紅葉で素晴らしかったので、休憩することにする。岩手の美味しいリンゴジュースと宮沢賢治の童話読み放題で先ほど気になっていた『猫の事務所』を読むことができた。ふむふむ、それで終わっちゃうんだね。
次に山猫軒へ。お土産屋もかねてある。お土産は好みのものがなかったのでここは時間節約、
レストランは昼に戻るとして
そそくさと、童話村へ向かうことにした。
自転車で童話村へ!約1分。