240722 劇団なべあらし『種火』終演記録
京都大阪間をうろうろしていると、祇園祭や天神祭のお囃子が聞こえ、気がつけば夏真っ盛りですね。もうすぐ天神祭だ。
モモです、こんにちは。
公演の開幕前に記事を書こう書こうと思っていたのにあっという間に終演していました。
だいたい月イチ強の更新になりつつあるけど
自分のためにももう少し文章を残しておきたい。
という事で終演記録。
劇団なべあらし
夏季短編集「種火」終演しました。
ご来場の皆様、共演者、スタッフの皆様、気にかけていただいた方、その他無事終演を迎えるにまつわる全てに感謝します。
本当にありがとうございました。
ひょんな事から7月から演劇に集中できる環境が得られたのも幸いでした。ありがたやー!
「踏切」「ロッカーから出られない」「夢見るシャンソン人形」という3作品の短編を上演。私は「夢見るシャンソン人形」に出演しました。
なかなかの悪女?役でした。
演じるの楽しそう、気持ちよさそう、と言われましたが(笑)…。なかなか思い切った悪女になりきれず、役の少々寂しいバックボーンとの出力のバランスに苦戦しました。毒毒しさも出したいけれど人間として数十年生きてきた悲喜交交もあるわけで。
でも、終わってみれば楽しかった(^^)
反省点はひっそりと胸に留めて次のお芝居に向けて改善に取り組みつつ、好意的なご感想も頂けたので、それを自信の糧に頑張ります。
基本的に自信がないので褒め言葉を積極的に栄養源にしていきます笑。
今回は座組のみなさん若くて(役柄的に母でもあった私は平均年齢を釣り上げていたのですが)、とっても知的で器用な方ばっかりで学ぶ事が多い時間でした。
昭和な価値観が息づく幼少期から、10代、20代、30代…と過渡期を生きてきて、古くさい観念も持ち合わせているのでこういう、新しい世代の方と関わる機会にアップデートしていきたいものです。ほんと、切実に。
仕事とかで昭和から抜け出せてない上世代や同世代見るとマジでキッツイもんな…。若干歳下でも「え?マジで言ってる?!」みたいな人居るしな…。
っと、閑話休題。
大学の同期で旗揚げされたというなべあらしさんは、学生演劇を経ていない私には「演劇サークルってこんな感じなのかな〜」とか思ったり、自身の学生時代のサークルのノリを思い出したり、若かりし頃のちょっとした追体験も楽しんでいました。
役柄的にも短編のメインキャラクターという事で、貴重な経験をさせていただいてありがたかったなぁと。
役割も多いしセリフ量も多くて、少々文語的な言い回しの長台詞の応酬だったので、これに関しては講談やってて良かったなぁーーと心底思いました。講談やる以前の私やったら太刀打ちできたのかと不安ですね。
講談の修羅場読み(戦国時代の合戦の様子を語る)なんかもう文語どころか何言うてるかわからんもんな。
って事で講談の話に繋がってお後がよろしいようで、次回の出演は講談です!
割とわかりやすい…というか、誰しも知っているであろう「耳なし芳一」の話を講談で読みます。表現修行をかねて習っている講談教室の、アマチュア講談師の発表の場です〜。
無料なのでぜひお気軽にお立ち寄りくださいませー。
◯ワッハA講談会
8/10(土)14時〜(要予約)
◯詳細
https://wahha-kamigata.jp/a-koudankai-0810/
その後8/21日には朗読BARの出演!。名義が変わるのでもちろん演目も変えます。また告知まとめますのでどうぞよろしく!