241117 劇団白色『大莫迦者絵巻』終演記録
こんにちは、モモです。
おおよそ1週間前、11/11(月)に劇団白色さん公演『大莫迦者絵巻』が終演しました。
今までほぼ経験した事のなかった月曜千秋楽でしたが、演劇関係者や、土日休みではないお仕事の方など思っていた以上のご来場があったことが新鮮でした。金土日公演だと仕事と被ってなかなか観て貰えない友達にも来てもらえてよかった。
今や曜日感覚を失いつつあるけど、長年会社員をしていた身からすると月曜のお客様が多かったのが、意外な視点というか。アリなんだなぁ。
今回も7月の公演に引き続き、若い方が中心の座組で、「僧侶」という場の落ち着きを担うような役割で出演させていただきました。
演技的にも悩みつつ自分なりに新しい挑戦ができたし、稽古を通じて今後に生かせそうな色々な考えも得られました。
役者、としてのあり方についても考えさせられたな……。
衣装も難しい衣装なのにすごくこだわっていただき、こんな、俗世で生きながら袈裟をかけさせてもらえる機会もそうそう無いので、色々と得難い経験ができました。
来ていただいたみなさまはもちろん、関係者みなさま、ありがとうございました。
そして!休む間もなく、というか本番前から並行してお稽古しておりました次の作品の本番まで2週間を切っています。絶賛追い込み稽古中です。
僧侶のセリフ、少ない中で3〜4回?いやもっと?執着を捨てることや諸行無常を語っていたのに、今度は怨念に捉われまくった幽霊の役です(コメディ的な元気な幽霊)。
元気やけど執着しかしとらん、笑。
生き方の基本価値観というか、存在のコンセプトが真逆すぎて笑います。
演じると、いろんな人の立場から世界を見る想像をするので、色んな痛みや喜びに気付かされたりします。頭と感情がとても刺激的で興味深いです。
今月末の作品を以て2024年お芝居納めです。
今年は無我夢中で沢山のお芝居に取り組んできましたが、来年は1月以降は今のところ全く何の予定もありません。単発の講談系はできるかもしれないけど。
どんな2025年になるかな。
まずは今年を楽しみ、味わい切ります。