Salesforce 認定Experience Cloud コンサルタント合格体験記 その3

こんにちはの人もこんばんはの人もはじめまして。
私、キジと申します。

先日、Salesforce 認定Experience Cloud コンサルタント試験を受験し、
なんとか合格することができました。

需要があるかはわからんですが、
私に似たキャリアの方(IT経験者 で Salesforce の資格を取得したい方)に向けて、Salesforce の資格取得のための勉強法などを記録した合格体験記を書いています。

今回は第3回目の記事です。
前回(その2)の記事はこちら
その1の記事はこちら

受験前

勉強方法

さて前回も記載しましたが、学習を行うにあたり、以下の7つのことを行いました。

  1. Salesforce Certification Days を試聴(重要度:★★★★★)

  2. Experience Cloud の構築方法動画を見ながらハンズオン(重要度:★★★★★)

  3. ひたすら問題を解く(重要度:★★★★★)

  4. 問題の中でわからなかった用語や疑問に思った箇所を調べる(重要度:★★★☆☆)

  5. trailmixを上から順に見る(重要度:★★★☆☆)

  6. 追加で別のtrailmixを学習する(重要度:★☆☆☆☆)

  7. 問題の解説を見て気になったところは、Salesforceの開発環境で動作確認する(重要度:★★☆☆☆)

今回は、「5.trailmixを上から順に見る」から説明していこうと思います。

さて前回までで、自分の知識不足やその知識が体系化されていないことを痛感した私は、渋々Trailmixに手を出すことにしました。

Trailmixってなんぞ!?と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

Trailheadをご存知の方は多いかと思います。
Trailheadは、Salesforceを学習するためのサイトです。
学習したい分野の内容を解説してくれていて、ページの最後には選択式のクイズや、ハンズオン形式での課題があります。
それらをこなしていくことで、必然的にSalesforceのスキルが上がっていく仕組みとなっています。

Traimixとは、そのTrailheadを寄せ集めたもので、
「この資格を取得したいならば、このTrailheadと、このTrailheadをやりなさい」というように、学習すべきものをまとめてくれたものになります。

ならば最初からこのTrailmixをやれよ、という話なのですが、
想定学習時間「20時間」くらいと記載されていた気がします。
「20時間もやんのイヤやなー」と思っていたので、やってませんでした。
やらずに済むなら、やりたくなかった。。
(なお、ここまでで30~40時間くらい学習時間をとってたと思います。結果論としてはTrailmixをやった方がよかったのかも?)

さて、Trailmmixですが、「【Salesforce公式】Trailhead Japan」さんが、以下のTrailmixを作成してくれています。
これを上から順にやっていきます。

基本的にはTrailmixは、以下のモジュールの組み合わせで成り立っています。

  • TODO:これから何を学習するかを記載している。

  • リンク:知識の参照先として、Salesforceのヘルプページなどのリンクが貼られている

  • モジュール:コンパクトにまとめられていて、単元の概要がわかる。

  • プロジェクト:ハンズオン形式で、実際に構築をして覚える。

「TODO」に関しては、「これからこの単元をやるんだな」くらいの認識でいいです。

「リンク」についての説明は、いったん飛ばします。

モジュール」については、説明を読んだ後、単元のチェックがクイズ形式ならば、そのままクイズを答えます。
クイズ形式だからと言って、適当にやってはダメです。PRM関連のところはなかなか重要です。
ハンズオン形式の課題は、面倒だったのでやりませんでした。
一応「2.Experience Cloud の構築方法動画を見ながらハンズオン」をしているので、サイトの構築や各コンポーネントの知識はあるということも踏まえて、ここでハンズオンをすることはありませんでした。

「プロジェクト」はやりませんでした。これも上記のハンズオンをやらなかった理由と同一です。

さて、「リンク」ですが、当然全てのリンクを開きます。
以下の要領で作業していきます。

  1. リンクを開いて、全ての文章を読みます。

  2. 大事そうな部分は、コピーして、スプレッドシートに貼ってまとめます。

  3. 大事か大事でないかわからなければ、ページ全てをコピーして貼り付けます。

  4. スプレッドシートに貼り付けた内容を、読みやすいように改行をしていきます。

  5. ページの中には別のページへのリンクが貼られているので、そのリンクも全て辿ります。

  6. 上記2~5を繰り返します。

出来上がりは以下のような感じです。

友人に"狂気"と言われたファイル

Salesforceのヘルプサイトって、なんだか突つきづらい、て思っちゃうんです、私。
文字量が多いから、右から左へ抜けていきます。
それを、このコピペ作業 からの 改行作業で、無理やり文章を意識させました。
コピペのときは文章が頭に入っていなくても、文章を読みながら改行すると、書いていることがわかってきたり。
コピペは必須ではないですが、ヘルプページ に記載されていることは重要なものがあったりします。

「あれ、この内容、あの問題サイトの正解の根拠やん」「問題サイトと違うこと書いてる。仕様が変わってる?」とか、新たな気づきがありました。
超絶遠回りをしましたが、結果的によかったと思っています。
(私は業務でExperience Cloudを使用する機会があったので、覚えるためにじっくりとやりましたが、試験対策だけならばここまでは不要だとは思います。)

このtrailmixを覚えれば、試験範囲の95%分の内容を押さえられます。


6.追加で別のtrailmixを学習する

私は追加で以下のTrailmixもやりました。


これは以下のサイト「SALESFORCE 認定 EXPERIENCE CLOUD コンサルタント」の試験ガイド内で推奨されているTrailmixです。
このページは、どの単元がどれくらいの割合で出題されるかなどが記載されています。
興味があればご覧ください。


さて、先述のTrailmixですが、これについてはやらなくてよかったと感じています。
これをやると、試験範囲の100%を網羅することができますが
試験対策だけならば、ここまでマニアックなことを覚えなくてもいいという印象でした。
それであれば、すでに学習した内容を定着させる方がいいと思いました。
もしもこのTrailmixをやる場合、「CDN」とかを学習しておくと特にいいかもしれません。


7.問題の解説を見て気になったところは、Salesforceの開発環境で動作確認する

この資格を受験されるような方は言うまでもないと思います。
不明点があれば、開発環境などで動作確認をしてください。


ということで、長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。
多分みなさんの参考にはならない気がしますが、これくらいやれば、Experience Cloud 未経験者でも受かります。

次回、試験を受けるときの注意点を書いていこうと思います。

次回の記事はこちら

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