構造設計プリントTシャツ販売所『お兄は建築士のピロティ』の収益公開!売上ランキングも!
私は、『オリラボマーケット』さん(オリジナルラボ株式会社運営)にて、プリントTシャツをメインにアパレル販売活動を行っています。
プリント内容は構造設計に特化した、おもしろおかしくそしてカッコよいをテーマとしたものとなっています。
作成した理由はもちろん、『建築構造設計』という仕事を世間に伝えていくため、まずはそのきっかけになれるモノがあればなぁ…と考えたからです。
販売場所はこちら↓
■販売額
さっそくですが、これまでの売上合計金額を公開します!
集計期間は、2021年8月の販売開始から2022年2月現在までの売上額になります。
213,345円!!!
どうでしょう。いち構造設計者が素人ながらアパレル販売をした結果です。
頑張っている方ではないでしょうか。笑
ただし売上なので、利益についてはお察しください…。
枚数としては、85枚売れています。
ご購入いただいた皆様に改めて感謝申し上げます!
■売上ランキング
いったいどのTシャツが最も売れたのでしょうか。
売り上げ数ランキングTop5です。
ー第1位ー
『おなかのたわみTシャツ』!!! 意外ですね。笑
使い勝手がいいんでしょうか。ネタにしやすいのかな。
それともメタボリックな建築従事者が多いのでしょうか。
12枚も売れています。
図中のδは、支点がピンの単純梁で等分布荷重を受ける場合の、スパン中央部のたわみ算定式を示しています。
私自身、不摂生な生活からお腹に脂肪を蓄えていますので、自分用のTシャツでもあります。
ー第2位ー
『一級建築士製図試験Tシャツ』です。
2020年東京オリンピックで話題になった”ピクトグラム”仕様となっています。
一級建築士の製図試験もほぼオリンピック競技だろ…!という意味も込めて作りました。笑
文字は「TOKYO 2020」に倣って「IKKYU 2021」としています。
受験生の方たちの応援になればと思っています。
2022年バージョンも作ろうかな。
ー第3位ー
第3位は『鉄骨Tシャツ』です。
初めて作成したTシャツで、完全に自分用に使っていました。
こちらはRevitによりモデル化した鉄骨の仕口部を柄にしています。
柱と梁、鉛直ブレースが8方から取り付き、さらには水平ブレースも取り合う地獄のような納まりです。
ちゃんと実物があります。↓
もはや芸術の域に達していますよね。
ー第4位ー
同じく『一級建築士製図試験Tシャツ』から、「一級建築士 2021」と記載されたものになります。
この製図試験Tシャツ、他にも文字が「Architect 2021」や「Kenchikushi 2021」などのシリーズものとなっていますが、実はシリーズ全体で32枚売れており、実質売上トップです。
私は「一級建築士」と刻んで街を歩く自信がありません。笑
ー第5位ー
第5位は『おまえ用積載荷重Tシャツ』です。
もはや意味が分かりません。でも売れています。
各部材を構造計算する際の積載荷重(人や什器等の重量)は、床(小梁)用、架構用、地震用と別れています。
「床用」は、床スラブに積載物が満載な状態を想定しているので最も大きくなります。
しかし実際は、どこかに集中的に積載荷重が載ったとしても、別の箇所では集中していることは考えられません。例えば、住宅でも本棚が床一面にあるわけではなく、通路や何も載っていないゆとりのスペースがありますよね。つまり柱梁にその重量が伝達される頃には、積載物の重量が均されているわけです。そのため「架構用」は「床用」より小さい値を取ります。
「地震用」はさらに小さいです。地震力は建物全体で抵抗しますので、集中的に積載物があることや偏在して載せられていることなどは関係ありません。総重量が影響します。よって、さらに荷重は均してよいと考えられるわけです。
でも、、、おまえ用は無限大なんです。
いかがでしたか?
本当に物好き…いやユーモア心あふれる方たちが買ってくださり嬉しい限りです。
まぁ…実際はプリントの状態などを確かめるために自分で購入したりしているので、完全に赤字ですよね。
妻には、「もうこんなにTシャツいらんよ!」と怒られています。
今後とも、お兄は建築士と『お兄は建築士のピロティ』をよろしくお願いいたします!