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不妊治療|採卵周期開始
こんにちは、ばんびです。
※「不妊治療」についての記事はマガジンにまとめています。他記事もよかったらお読みいただけると嬉しいです。
今回は採卵周期について書こうと思います。
通院②:事前説明
初診から1週間後、前回行った血液検査の結果と採卵に向けての説明を聞きに病院へ向かいました。
まず、診察室で血液検査の結果を聞きました。
・感染症検査の結果は陰性で問題なし。
・AMH(抗ミュラー管ホルモン)は3.18でした。
私の年齢のAMHの平均値はざっくり4~5くらい。
先日の先生とは違う先生でしたが、再検査のAMHの結果をみてやはり数値が低いですが、これから体外受精に進まれるということでいい判断だと思います。とおっしゃっていただきました。
他検査結果をみても、問題なく体外受精に進めますね。とのことで体外受精に関する大量の同意書を受け取り、次回は、生理がきた2~3日目の通院することが決まりました。
体外受精をする!と決めたものの、いざ始まるとなるとやはり怖い気持ちでいっぱいでした。専門用語も多く、やることもさっぱりわかっていなかったので、生理が来るまで病院からもらった体外受精に関する資料に何度も何度も目を通しました。
たくさん資料に目を通したところで、やはり不安は消えなくて、、、。
くよくよ落ち込んでしょぼくれる日もあれば、なんとかなるでしょ!と楽観的に考えられる日があったり、自分でもよくわからない感情でぐるぐるする毎日でした。
私の通っている病院の排卵誘発法は、高刺激の卵巣刺激法をおすすめしています。
メリット
・多くの胚が採卵できる可能性がある。
・第2子の胚を(凍結して)とっておくことができる可能性がある。
・採卵日程をコントロールしやすくなる。
デメリット
・新鮮胚移植ができないこと。
・薬や注射が多く、費用がかかる。 などなど
採卵までは大変だけど、私にはメリットの方が多いと感じたので、先生の言う通りに「高刺激」で治療を始めることにしました。
そろそろ生理がくるかなと思って、身構えていたら、いつも規則的にくる生理が予定日を過ぎてもこない。あれ?もしかして?
期待しないようにしましたが、どうしても期待してしまう、、、。
もしかしたらこのまま病院いかなくてよくなる?!
体外受精を忘れて浮かれてるんるんで過ごしていたら、
予定日からちょうど1週間経った日に生理がきました、、
これまで1~2日前後することはあってもこんなに生理が遅れたことは初めてだったので、期待してしまっていて、気づいたら夫に話しながら大泣きしてました。
いっぱい泣いたらすっきりして、あんなに怖かった体外受精でしたが、前に進める気がして、なんだか病院が待ち遠しくなっている自分がいました。
通院③:卵巣刺激法(高刺激)開始
病院では、
・超音波検査で子宮の状態を確認
・先生と採卵に向けてのスケジュール確認
・注射と薬の説明 を受けました。
AMHの数値や体重等、人によって薬の種類や量は異なるみたいですが、
私の場合の薬は以下の通りでした。
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※薬
・レコベル皮下注ペン(卵巣刺激):注射
・メドロキシプロゲステロン酢酸エステル錠(黄体ホルモン補充):経口
1番心配していた注射。
私の場合、7の目盛にセットし、下腹部をつまんで針を刺す。目盛が0になるまで、ペン型の先の注入ボタンを押し込み、0になったところで5秒間待って針を抜く。
最初は怖かったけど毎日打っている間に徐々に慣れていきました。
打つ場所は下腹部に左右交互に打っていきますが、なんだか全然痛くない日もあれば、痛ててってなる日もあって、素人感覚では違いは分かりませんでした。
痛みを感じる瞬間は、針を刺す時、注入している瞬間、注入後の5秒間、抜く瞬間、毎日どこかは痛かったです。全部が痛い時もありました。
我慢できないほどの痛さではないけど、それなりにちゃんと痛くて、忍耐の日々って感じでした。
それよりも問題なのは卵巣を刺激しているので、卵巣が腫れて痛いことでした。通勤の際にいつもは自転車(駅まで10~15分程度)を使っていましたが、病院の先生にできれば使わない方がいいと言われました。
ガタンとなるような段差なんかは特によくない。できれば底の柔らかい靴(スニーカー等)でゆっくり歩くか、バスがいいと。
テレワークの日は家でじっとできていましたが、出社の日はしょうがなく、会社の重いPCをリュックに入れて駅まで歩くためにいつもより早起きし、卵巣に響かないようゆっくり歩いて向かうようにしていたのが体力的にも精神的にも割と大変でした。
満員電車でもリュックを前に背負っていると卵巣の辺りにリュックが当たり痛いので、片方の肩だけで背負い、腰骨あたりに当たるようにして重いリュックに耐えるようにしていたので、なかなか大変でした。
(※背が小さいので上の物置には届かないし、無理して背伸びをすると卵巣に響いて痛い。かといって地面にも置きたくない。故の肩掛けです(笑))
日に日に卵巣が腫れるので、後半は座る動作でさえも卵巣に響くようになり、動くのが億劫な日々でした。
たった一週間程度ですがふ~やれやれという感じです。
通院④:採卵日延期
注射も決められた回数終わり、ようやく迎えた通院日。
超音波検査で育った卵子の数を確認してもらい、ようやく採卵日が決まる!と思ったら先生から
「いい感じだけど、せっかくだからいくつかある未成熟の卵をもう少し育てたいな~」と、さらにレコベル皮下注ペン2日追加されました、、、。
採卵日も1日後ろ倒し。
卵が多くとれるに越したことはないからしょうがないのだけれど、ようやく終わったと思ってしまっていたので、少しがっかり(笑)
おとなしく追加の薬と採卵に向けての薬をもらい、帰宅しました。
ここから先についてはまた次回書きます。
読んでくださりありがとうございました。
ではまた。