不妊治療|転院した理由
こんにちは、ばんびです。
※「不妊治療」についての記事はマガジンにまとめています。他記事もよかったらお読みいただけると嬉しいです。
今回は私が転院した理由について書こうと思います。
簡単に説明すると、私は、初診~人工授精までした病院で様々な理由から通院が難しくなり、転院を決意しました。
そして、転院した病院で体外受精を行っています。(現在進行形)
※以降、最初に通っていた病院をA病院、今通っている病院をB病院として話します。
※病院名は出しません。
前置き
どうしてもA病院の愚痴っぽくなってしまいがちですが、あくまで私に合わなかったというだけです。スケジュール管理や投薬、心身ともに大変な不妊治療。転院したら通院のストレスが減ったという私の体験談になります。
A病院に通っていた頃、待ち時間の長さや予約のとれなさ、病院側の理不尽なあたりの強さなど不満はいくつもありました。
しかし、不妊治療でよく聞く話で、患者は多いし、医師不足な業界だし、不妊治療あるあるみたいなもので、しょうがない。これが不妊治療か。と諦めていました。
しかし、予約がとれず、通院がどんどん難しくなったことをきっかけに転院した結果、全部解消されました!全部なんて信じられないと思いますが、お世辞抜きで、本当に全部!今では通院や病院の対応に関してはストレスはありません。
A病院への不満
以前のこの記事にも書きましたが
A病院に決めたきっかけは、家からの近さとHPにあった"平日遅くまで診療" "仕事をしながら通える"という謳い文句でした。(今はHP変更されていました)また口コミも悪いところがなく、ここでいっか!くらいの感じで決めました。
通ってみないと分からない不便さがいくつもありました。
①待ち時間が長く、所要時間が読めないこと
予約の時間に行っても、早く行っても結局待たされる。
とにかく待たされるので、滞在時間がとにかく長い。
ちょっとした内診も所要時間が読めないため、仕事を休まなくてはならず、職場に不妊治療については内緒にしているので、休みを頻発してしまいました。
⇒B病院では、私は予約時間より少し前に到着するタイプですが、いつも予約時間より前に呼ばれます。混んでいる土曜日でも予約時間以降や予約時間から大幅に待たされて呼ばれることはありません。
(病院の方針としてそうしているようで、とても助かっています)
②予約がとれない
平日夕方、土曜日午前中の予約は常にほぼ埋まっている。患者さんが多いのでしょうがないですが、通えないと意味がないです。
一例ですが、ただの内診だけのために、14:00頃予約をとって、仕事を早退は職場からのイメージも気になり、気が引けてしまいます。
ただでさえ、通院の時期が読めないので急な通院必要だったり、週に何回か通院しなくてはいけない時期もありますから。
⇒B病院も確かに、平日夕方、土曜日午前中は埋まり気味ではありますが、平日の一番遅い時間が埋まっているだけで、二番目、三番目に遅い時間は空いていたり、当日空きが出たりします。運悪く、仕事後だと間に合わない予約だとしても30分程度の早退ですみます。会社からのイメージも前者よりは気になりません。
(B病院も待合室の数を見る限り、患者数もそれなりに多そうなので医師の数や予約システムが違うのかなと思っています)
③院内ルールが多い
HPには記載されていない院内のルールがとても多く感じました。
・血液検査がある場合は予約30分前に来ること
その後の内診→診察までにも30分以上待たされることになるので、早く来院する意味があるのかよくわかりませんでした。(所要時間増)
・処置室を使うような医師が限られる検査は、病院都合の日程
卵管造影検査や人工授精等、日程がずらせないようなタイミングが大事な処置な上に、必ず病院都合の細かな時間指定が入る。処置の所要時間的には半休で済みそうなところも、待ち時間や医師からの時間指定を考慮して結局一日休を取らざるを得ません。万が一、こちらが通院できなければ、また来月となってしまいます。
⇒不妊治療で意外に多い、血液検査。
B病院では血液検査があるからといって予約時間前に行く必要はなく、予約時間後に検査があります。血液検査の結果が出るまでに30分程度かかる所はどちらも変わらないが、その間に内診等があり、体感あまり待たされない。体外受精の採卵時のみ時間指定があったがそれ以外はなし。
A病院は、検査・人工授精であっても時間指定が多かったので、その先の更に通院回数が増える体外受精は通える気がしませんでした。
④結局は人と人
全員ではありませんが、通院のタイミングを質問すると、高圧的もしくは面倒くさそうな態度での説明をする方が過半数いらっしゃいました。生理のタイミングや子宮の状態によって読めないから次に来た時にしか分からない、1周期やってみればわかるから。と…
また、処置に入った看護師さんはとても優しい方でしたが、その方が置いたごみ箱の位置が悪いと。処置台で私は横たわったまま声を荒げるお叱りが数分続き、その他の看護師さんもびくびくされているのがこちらに伝わってきて、とても不愉快でした。
さらに、受付の方がめちゃくちゃに態度悪い。こちらも複数名いらっしゃるみたいでしたが、8割くらい態度悪い。医師に最大限の気を遣っているので、こちらへの配慮が見受けられませんでした。
私からみると、A病院の人達は人手不足で余裕がないんだろうなと感じました。(もちろん優しい医師や看護師、受付の方もいらっしゃいました。)
⇒B病院では、医師も看護師も受付もいまだに高圧的な人に出会っていません。むしろ優しくて、喋り下手な私でもなんでも聞きやすい。説明も丁寧。「うまくいけば×日と×日あたりに来院、そこでもしだめなら×日にもう1回通院になるかな~」みたいな感じでざっくり月のスケジュールを医師の方から説明してくださいます。
「今日はすごく混んでまして、待ち時間が長くなり、申し訳ございません」と医師自ら言われますが、A病院で慣れてしまっている私的には、全然問題ないです!っていつも思っています。
たまにアンケートをお願いされますが、結果がすべてHPに掲載されているので、そういった教育もあって、患者が不快な思いをしないように配慮してくださっていることがとても伝わってきます。
このようなA病院への不満がふつふつとたまり、転院の意思を固めました。
家から近い場所には通いたいと思える不妊治療専門クリニックがなかったので、会社から近い場所(都心)の病院にしようと新しい転院先を探しだしました。HPをじっくり読み、今のB病院に出会えました。
A病院は最終の受付時間が仕事後だとギリギリだったのですが、
もっと余裕のあるB病院へ。そして予約枠をみると、初診からすぐに1週間後の予約が取れそうでした。
口コミでは医師がころころ変わることや、淡々とした説明が嫌だということも書いてありましたが、それはA病院も一緒だからいいや。と。
(現に通っている私はあまりそうとは感じていません。口コミも当てになる場合とならない場合と、結局行ってみなきゃ分からないですよね…)
とにかく通院できなくては元も子もないので、自分にとって通いやすい病院を探しました。
転院の準備
そうと決まったら、転院の準備。
「紹介状」はなくてもいいが、あった方がいいとB病院のHPにあったので、A病院へ通院が厳しい旨と紹介状を作成してほしい旨、電話をしました。
小心者の私は少し緊張しましたが、慣れているようで理由も聞かれずすんなりと、紹介状の説明や宛先(次に行く予定の病院名)などを聞かれました。
紹介状は作成費¥3,300(税込)、作成1~2週間程度
安い金額ではないし、前述で記載したとおり、受け取りは平日昼間。受け取りにも時間がかかり、あーだこーだやりとりを重ね、ようやく書類ゲット。
そんなこんなしている間に排卵日を過ぎ、1周期無駄にしました。
1日でも早く妊娠したい患者のことなんて考えてないよねと最後まで残念に思いました。でも、ストレスから解放されるし、自分達でタイミングとればいいよねと気持ちを切り替えて、A病院とおさらばできました。
今考えると相当ストレスたまっていたみたいです。
書いていてもすらすらと書きたいことが出てきてしまって、これでも読み直して、省略した結果です(笑)
こんな憤慨している私ですが、転院するのには勇気がいりました。
次の病院も同じなのではないか。
次の病院がもっと合わなかったらどうしよう。
また振り出しに戻る感じがして遠回りになるのではないか。など.…
でも、転院して本当に良かったと思っていますし、後悔はありません。たまたまかもしれません。
うまくいった一例としてみていただけると幸いです。
B病院での初診
最後にさらっと、B病院の初診の流れを書きたいと思います。
当日、紹介状と自宅で保管していたA病院からもらった検査結果、婚姻証明の住民票を持って来院。
(住民票の有効期限は3か月。A病院でのものが1週間ほど過ぎており、再度取り直しました…)
初診は、夫婦片方でも、揃ってでもどちらでも良いとのことだったので、初診だけ夫にも同席してもらいました。
書類は医師が確認して、
・感染症検査は病院単位なのでもう1回やらせてください(血液検査)
・AMHが低いので、こちらも念のためうちの病院で再度やらせてください(血液検査)
・今の子宮の状態を確認させてください。(超音波検査)
でした。その他、再検査は夫婦ともに不要でしょう。と言われ、今後の治療計画をたて、終了という感じでした。
今回はここまでにします。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
リアクション残していただけると更に嬉しいです。
また書きます。