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たまたま出会った国際協力というもの

私はもともとボランティアにも慈善事業にも興味がなかった。
ましてや、その言葉に出会った瞬間は国際協力とはなんぞ?と思っていた。
厳密にいうと自分のやりたいと思い続けたことと、ボランティアや慈善事業という言葉と結びついていなかったと言うべきか。

ただ漠然と小学生のときから、いつか孤児院を兼ねた学校兼図書館みたいなものを作ってみたいと考えていた。
自然豊かな学校の中でたくさんの子どもたちが笑っているイメージを今もずっと持っている。

私が保育園に通っているときは、1人で絵を描くのが好きで、黙々と書いていた…
かと思えば、からかってくる男子たちを「うっせんじゃ!だまれ!」とか言って追いかけまわし、喧嘩ばかりしているような極端な人間だった。
もちろん、仲良くしている友だちもいたし、一緒に毎日泥だらけになりながら野山や川を駆け巡ってもいたりした。
みんなと何かをするのは好きだったけど、ルールが決められた他人との競争には全く興味はなく、私の存在をバカにしたり、しいたげようとする行為だけは誰に対しても簡単には許さなかった。
私の生き方のベースは多分、この辺りにある。

そのためか、地元では私の名前は一人歩きして、私をいじめてくるなんて人はいなくなった。

高飛車にという意味ではなく、私はどの人間にも虐げられることなく、自分の存在を誇りに思い、気高く生きてほしいという信念がある。

自分も自分以外の人間も、
なんなら、動植物にさえ、そう思っている。

だから、幼いころからニュースなどを見て、
自殺をする人間がなぜ存在するのか、
理解ができなかった。

が、家族のゴタゴタ、経済的苦心、
社会に出てからは、巧妙に画策された人権潰しを目の当たりにすると、
日本社会が抱える闇は深いと感じ入るようになる。
ただよくよく思い返してみると、
私は生まれる前から日本がそうなっているであろうことは薄々知っていたのだと思う。

私は3歳の時に、寝ている私の顔を覗く大人たちを見上げて、ふと、
「生まれたくなかったなぁー」
と思ったのを覚えている。
生まれてこい言われと生まれてきたのだ。
役目を終えるまでは死んではならない。
私の中に刷り込まれた何かは、生まれる前から、そして、今も存在している。

私は物心ついた時にはすでに、
誰もやりたがらないこと、
誰も知りたがらないこと、
というのに興味を持っていた。

何かと周りの人がやりたがらずに残ったものを請け負う羽目になる。
例えば、小学生の時に吹奏楽部に入っていたけど、チューバを吹きたい人が1人もいなくて、私がやることになった。

私自身は何でも良かったんだけど、その時すでに誰よりも力持ちだった私はチューバをやることに「まぁ私ぐらいしかいないだろうな」と納得感もあった。
小学4年の時から中学の柔道部に所属して、中学校卒業まで同学年で柔道を続けられた女子は私1人だけだった。
5歳の時からジャッキーチェンに憧れて、強くかっこよく生きたい欲が強かった。
武道をやっていたおかげで、礼儀作法が身に付いて、精神も鍛えられた節がある。

そのためか、力仕事は私の役割になり、
女子から頼られるようになる。
学級委員とかもやらされてたなぁ。
別にリーダーになりたいなんて思ったことはないけど、選ばれたりする機会は多々あった。

そういえば、黒板係が消しが好きでねー
掃除で誰もしたがらないんだけど、
なぜか、いかに美しく黒板を消せるかにこだわっていた記憶がある。

誰も知りたがらない穴のような、でも、重要で必要なものに、興味を惹かれ縁が深いのだ。

そのことをふと思い出すきっかけになったのが、YouTubeの原貫太さんの動画。

https://youtu.be/i6p5hCqarO0?si=M5K2xHfV1IYrvtdO

最初にみた動画はこの辺りかなぁ。
オンラインサロンにも入ってみて、
びっくりした。

私の興味が詰め込まれまくっているような
そんな人物が原貫太さん。

絶妙なバランス感覚で組み立てられた
内容はすごいとしか言いようがなく。

私は作品は好きでも、作ってる人には興味ないとかもザラにあるんだけど、

原貫太さん自身がめちゃくちゃすごい♪

私は学校づくりをするなら、
ということに対して、日に日にこだわりが増えていき、
場所や形に捉われずに、
「あぁ、こんな考え方もあるのかぁ」
「こんな生き方もアリなんだなぁ」
って感じられる出会いや学びの場にしたいといつしか考えるようになっていたのだけど、

自分で講座やったり、イベントしてみたりしても上手くいかず、心身ともにへろへろになり、挫折を味わったことがある。

私の理想に限りなく近い形で、体系化されたコミュニティを作っている!と感動を覚えた。

もちろん、内実は色々と問題を抱えていることもあるだろうけど、
目指すところが素晴らしすぎる。
ある程度の規模を形づくっているのもすごいとしか言いようがない。

この感動は、私にとってひとしおだった。

私は種々様々な人をこの目で見てきて、
自分だけがこの価値観でやり続けることに、
言葉にならない絶望感を味わっていた。

自分の信念にこだわるあまり、
多くを手放してきた。
家族、友人、知り合い…

もう、それでいいか。
誰にも迷惑がかからないように、
身辺も整理した。
いつ野垂れ死んでも構わない。

だから、最後の最後まで、
意識が残っているその一瞬まで、
自分のやりたいようにやってみよう。

そう決心したのだ。

とはいえ、衝動的に大阪に移住して
(親には言わず、保証人不要の物件に住んでいる)
何をしたいのやらで、
とりあえず、誰もうらやましがらないような生活をしてみようと思い、不幸になるのかどうかを検証でもしてみようと思いついた。

周りはホームレスだらけ、街中だというのに、虫や動物のオンパレード。

でも、不思議と楽しい。

詳しいことはまたおいおい話すけど、
今まで心身ともに参っていて、
何も感じなかったのに、
刺激がたくさんあった。

それに、今まではエネルギーが奪われ続ける感覚しか無かったのに、エネルギーがどこからともなく湧いてくる。
まぁでも、楽しい日々を味わっていても、常に孤独死は覚悟していたし、
職場は強制的に辞めさせられるし、
あぁー…って思ってるところで
原さんの動画に出会った。

言葉にならない未知の感覚。
疑心暗鬼・人間不信の塊のような状態だった私がふらりとオンラインサロンに入った。

こう見えて、人間を見る目は自信がある。
ファーストインプレッションですべてが決まる。
なぜかわかる。

入ってみて良かったと思った。

なぜ、そう感じたのかを、よくよく考えてみたら、こうなんじゃないか?みたいなのを思いついたので、ゆくゆく原さんの動画をピックアップしながら、私の感想も含めて、表していけたらと思う。

みんなも見てみてね。
感じることも思うことも人それぞれだと思うから。

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