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夢日記(久しぶりかつ無駄に長いです)
怪の夢をみた
はじまりはなんであったか、
わたしは何かの罪を犯したようで
妖怪のような人外の存在が囚われている四角い巨大な縦空間に落とされた。
階層になっていて、不思議な水に満ちていた
地下一階にいて暗くよく見えない
ナニカが背中かからのっかて来て恐怖でうずくまった
私の頭を獣のようなナニカがふがふが這いずって耐えていた
小さな犬のようだけど荒々しく恐ろしいと感じたらさらにまた地下に落とされた
地下二階も不思議な水に満ちていて、でもさっきより明るくて私は落ちてきた天井を見上げたら水の中なのに古い蛍光灯がついていた
高い位置に小窓がついていて誰かが私を監視していた
水の中なのに私は浮かぶ障子の上に座っていて下はさらに質の違う水で満たされていた
なにもない無機質な空間でゆらゆら浮かぶ障子の上にいてハッと気がついたらとても小さなチワワのような犬が隅に座っていた
とても毛むくじゃらでひどく汚れていた。さっきのはお前かね?と聞いたら近寄ってきて不思議な少年に姿が変わった
心底驚いたらその少年が障子の上でわざとジャンプをしだして、私は障子が破れたら終わりだ!と思い、やめなさいやめなさいお願いだからと腕を掴んだ
障子の下を見たか?と言われて、下の水を覗くとさらに下に階層が4つは見えた。その床底に四角い穴が空いていて、天井と連結しているようだった。少年にもうひとつ下を見てきて欲しいと言われて、でも私は恐ろしさのあまりにちょっと無理…と拒否しようと思ったらここで掴んでいるから、頭だけ行ってきてと
理解ができないでいたら、たしかに頭だけが分離してわたしは頭だけが下の階に落ちていった
地下三階は先程よりも濁っていて暗かった、巨大な黒いボサボサの人魚が数名泳いでいたが、何か目を失っているのか泳ぎ方が狂っていて正常でないのがわかった、何かを物乞しているのか壁の上の方へ行っては唸っていた
すると大きなオレンジ色の派手なうちわが現れて自動的にあおぎはじめた。ボサボサの人魚たちはあれよあれよとくるくる流されて感覚が失われるのか壁に叩きつけられたりしていた
オレンジ色のうちわはそのままさらに下へと床をすり抜けた
わたしはオレンジ色のうちわを目で追った
地下四階はさっきよりも暗くまたさらに濁っていた。もう降りたくないので床の四角い覗き穴から下を見ていた。地下三階のここの人魚よりも、細く変な生き物が四隅にたくさんいるようで固まって蠢いていた
オレンジ色のうちわはまだ降りていく
よく見えないけど、ここからさらに空いた穴を見て地下五階を見たら木の板ようなものに両手を前で固定されて泳ぐ、つるっとした人魚のようなものが何体か見えた。とても巨大で痩せているようだった。
オレンジ色のうちわは見えなくなった。
まだ貫通してる吹きぬけの穴をさらに見たら地下六階は真っ白く発光していた。だからそこになにがいるのかはわからなかった
気がついたらさっきの障子の上にいて、頭が戻ったみたいでものすごく安心した。少年は少しキスしたいと言ってきた。ひどく汚れていたし私はかなり戸惑った。拒絶する隙もなくするする口に舌が入ってきて、でも全然嫌な感じがしないから、さらに戸惑った
まるで涌き水を飲んでるような不思議な味がした、なにがなんだか理解できなくて何から考えたらいいか???と混乱していたら突然少年は横になって、寝たふりをしてください。看守が来ると言った
寄り添って寝たふりをしていたら大きな女性が障子の上に現れた。派手な黄色いスーツを着ていて長い髪をかきあげてのっぺりした顔で言った
規則を守らないことはここから永遠に出られませんよとニンマリしていて、私は怖かったけどそれでもなんの罪でここにいるのか聞かねばならないとからだを起こした
見に覚えがない、あんまりだと言ったら、大罪は許されない。お勤めを始めましょうと結ってあるたくさんの黒いひもの束を渡された
それにはおもてのひも、と書かれていた
おもてのひも、といっぽんいっぽんに小さな灰色の文字で書かれていた。さぁ行きますよと、黄色いスーツ女性が言った
そのとたんに大きな銭湯のような大浴場にいて、たくさんの裸体のおばさんがいた。全員50代~60代だった
そのひもを班のリーダーのかけ声に合わせて、おもてのひも!と言われたらおもてのひもの文字を上にして配ること、裏のひも!と言われたらその束の中の直線のゴムのようなひもを1本渡すこと、と指示された
おもてのひもは4本くらいが不思議な編みかたでまるで蛸のようになっていた
意味がわからないままかけ声がはじまり、持っていたひもをどんどんくるおばさんたちに配った
おばさんたちは文句を言っていた、今日もおもてか今日は裏か、など
この人たちは裸でいったいなにをするのだろう?これに意味があるのだろうか?すべてに悲しくなってきていた
私はさっきの少年が気になり出していた、あそこも嫌だし此処も嫌だけど、少年はどうなったのだろう
次の瞬間まったく違う草原にいた
草原なのだけど、灰色のコンクリートで動物園のように囲われているようでかなり驚いた
風が気持ちよくて、長い青いたくさんの草がさらさら揺れてさっきのところから脱出したのかと死ぬほど嬉しかった
と思ったらギョッとしたのは子供の象くらいの大きさの巨大なイノシシが長い草の向こうからゆっくり歩いてきた、からだから湯気が出てた
私はもうこれは完全に終わったわと思った
毛並みが銀色と茶色で光っているようだった。瞳は薄い浅葱色で艶々していた。そのとたんに、90度右を向いた、近くの水たまりに向かっているようだったその後ろにイノシシの子供がいた。親子なんだ!と思った
そして逃げるなら今しかないと真後ろの崖のような壁を一心不乱に登った
気づかれたら終わりだお願いしますお願いしますこっちを見ないで!と登りきって振り返ったら
池の中に、ひっくり返った黒い熊が死んでいたのが見えた。
巨大イノシシはゆっくり熊の死体に近づいて鼻を近づけて何かをしていた、私はてっきり食べると思ったけど食べないみたいで、熊を避けながらイノシシの親子は池に浸かった
まるで温泉みたいなんだな、と感心していたら二人の猟師が隅から現れた。私は高い位置にいるのでよく見えた
一人は蛍光黄色と蛍光緑の派手なパーカーを着ている若い男性だった。もう一人は草原と土色の服装でよく見ないとどこにいるかわからなかった。
するとその人の過去の映像が頭に流れてきて、目の前の巨大なイノシシがまだ小ぶりなときに全身に赤土をつけて怒っている姿がみえた、何年かしてここまで立派に成長したのかと私はまた感心していた。
それから、先に蛍光猟師が近づいて行った。不思議なメタリックの見たことないような麻酔銃を持っていた。
もう一人は草と一体化していて隅に潜んでいた。
すると、イノシシの子供の声が頭にエコーみたく入ってきた。
「おかあさん、おかあさん、おかあさん、池の中にどんどん沈んでいくよ」
イノシシの母親は言った
「背中にのりなさい」
「おかあさん、おかあさん、背中に乗ってもどんどん沈んでいくよ、息ができなくなってきて苦しい、苦しい、おかあさん」
よく見たら底無し沼になっているのか、イノシシの巨体がどんどん沈んでいっている。背中に乗っていた子供も見えなくなりそうだった。
その時に蛍光猟師が近づいて撃ったようだった。
池の水がバシャバシャ飛び散ってイノシシの親子はまた急浮上してきた。
ちょうど直線上にわたしがいて、なぜかこちらに走ってくる気がしたから私は怖くなって右の方へ走り出した。そしたら白いプレハブ小屋があったのでするっととびらの内側に隠れた。
怖くてどうなったのか見れなかった。鳴き声ともなんとも言えないツラいような音がたくさん響いていた。
とびらの後ろで小さく丸まっていたら、突然とびらに突進してきたようでとびらが外れて私に覆い被さった。
とびらに潰される!と思った。なんとか這い出したら、目の前でさっきの銀色の巨大なイノシシがどーーーんと倒れた。
どきどきした。まばたきもできなくてジーッと見ていたらみるみる小さく縮んでいった。そしたらなんとさっきの少年になった。
障子の上にいた少年で、私は、うそでしょ、そんなことある?母親じゃないの??と信じられなくてボーゼンとしていた。
イノシシの子どもは死んだのかどうか不明だけど、代わりに小さな人間の子どもが一人トコトコ歩いてきて、僕は次に行きます、と誰に言うでもなく言って何処かに消えていった。
気がついたらまたあの障子の上にいた。少年は倒れたままだった。
理解不能すぎて、死んだのか?どうするのか?また立ち尽くして少年を見ていたら、突然ヒョイと立ち上がったので、私は絶叫した。
死んでないのか?と聞いたら、もうじき死ぬ、と言った。
腰の少し上に、不思議な銃弾が刺さっていた。よく見たら小さな注射器のようになっていた。
これは毒だから、とそこまでいって突然吐血しだした。
少年は、すごい勢いで鮮血を吐き出し続けていた。
そのからだには不釣り合いな大量の鮮血で、私は立っていられなくて尻もちをついた。
腸や内臓が千切れて細切れになっているようで吐き出しがドバドバ止まらない
真っ白な障子と隅にあった白い布団が真っ赤になった。
私は足が血まみれになったので、内臓をふまないように立ち上がって少年のそばに行った
ほらやっぱり死ぬみたいとニコッとしてた
なんの感情も出てこなくてとりあえず横になった方がいいね、と無理矢理寝かせた
その手に持ってるお菓子食べたいと言われて、何言ってるの?と自分の左手を見たら、焼きもろこしのお菓子の袋を持ってた
いいよ、食べな食べな、食べなさいよ…
早くしなきゃ!と、とにかくめちゃくちゃ焦って袋を開けて焼きもろこしを2、3本つかんで口に突っ込んであげた
匂いはわかるけど、味がわかんないと、また笑ったから私も口に焼きもろこしを入れたら香ばしく美味しかったから、あほみたいにそのまんま香ばしくておいしいんだよ!って伝えた
ありがとうねって言って目をつむった、少年は本当に死んだようだった
おわり
#夢 #夢日記 #長い #読んだ人すごい
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