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英語弱者のTOEICの向き合い方

めちゃくちゃ英語苦手が作戦を練ってTOEICを200点以上上げた話を聞いてほしい。

現役のセンター試験英語128点とか
浪人の共通テスト リーディング45点
からスタート

大学入学時のパチモンTOEICで550点くらい
前期の英語の授業がわからなすぎて先生に泣きつくもあしらわれる。ここで焦り、金のセンテンスを電車の中で始める、通学電車で携帯を単語帳(金のセンテンス)に持ち替える。
学期末テストとしてパチモンTOEICを受ける。センテンスを4周しても570点にしかならず。

1年の11月にabceedの3ヶ月プランに登録。
語彙レベルという項目があるので、それのカンストをひたすら目指した(初手のムーブとしてはこれが正解だと個人的には思う)
やりたくない時は見放題の映画を字幕ありで見ていた(たまに聞き取れると嬉しかった)

ぐだぐだしていると3ヶ月経っていた、2月25日のTOEIC本試験を受けることを決意。
前置きはここまで

試験まであと1ヶ月、とりあえずサブスクを継続。
英語の苦手意識から文は読みたくないし、リスニングもやりたくなかった。だから単語だけやってどのくらい伸びるかをみてみることにした。

結果665点 100点くらい伸びた。
ここまでもちろん単語だけしかやっておらず、過去問を使った勉強はしたことはない。しかし大きな収穫があった、それはわからない単語はもうほとんど出てこないということだった。
とは言いつつ、項目別に見るとリーディングはほぼ変わらず、リスニングが100点くらい上がった。単語をやるときに音声を聴いていたことがよかったのだろう。

帰りに本屋で予想問題集?とでる1000(文法)を買って帰った。

本当はすぐ次のものを受けた方が良いだろうが、逃げ癖というかまた低い点数を取るのが怖かったので直近のは見送り1ヶ月半後くらいの4月21日に申し込んだ。

これだけの準備期間があれば常人は色々対策しようと頑張れると思うが、この男とてつもなく怠惰であり死ぬほど要領が悪い。そこでこのような作戦を立てた。
分野を絞って対策し、伸び幅を見て次に活かす
というものだ。
まあこれは長い文を読みたくない言い訳でもあるのだがとりあえず自分にできることをすぐに始めるのが大事なのでこれを軸に勉強を進めた。いやしかし長い文を読んでいられないこの人間が長い英文を聴いていられるはずもない。

具体的には
・誰でもできそうなpart1
・文が短くて練習しやすそうなpart2
・part7より全然読まなくていいpart5.6
を対策することにした。

part1はpart2に飽きたとき用に解いていた。誰でもできそうな大問だが、進行形と受動態の合わせ技みたいな選択肢がそこそこ出てきてそこを聞き取る練習になるので結構大事だと思う。

part2は
・5分間特急 超集中リスニング(part3のところになってやめた)
・part2 応答問題 でる600問(おすすめ)

を集中的に取り組んだ。

本番はもちろん1回しか流れないが、そんなことは関係ない練習は聞き取れるまで何回も聴いてOK、というかabceedは間違えまくるとスコアが下がって萎えるので精神を保つためにわかるまで聴くべし(間違えてもOK)

何回聴いても書いてある通りに聴こえないときがある、それはへたっぴでも良いので何度かシャドーイングをしてみると割と分かるようになったりした。1日1時間を目安にやってみるといい。長えなと思うかもしれないが、聴こえないままにしておくのはちょっと気持ち悪いと思うので、聴こえるまでやるというのを繰り返せば案外すぐ時間は経っていた、通学時間を活用しよう!

でる600問は50問1セットで分かれているので1日50セットを目安にしていた。

この本を一周やり終えた後はabceedのオススメ問題(part2.たまに1)を演習としてやっていた、今までに何回か間違えた問題、似たような問題が出てくるのでこれは良かった。

さて文法ゾーンpart5.6
ズバリここは点取り、時間確保ゾーンである。

やった本
・文法問題 でる1000問(これが1番いい)
・精選模試 【文法・語彙問題】part5&6

abceedだとこの2冊もセクションで分かれていたので1日〜問やろうと決めてやっていた、なんせ1000問あるのでぐだぐだやっているとテストに間に合わない。

でる1000についてはだいぶ上で言ったように紙でも買った。アプリは習得率を100%にして、紙の方は3周ほどした。というのも最後の方に文法模試というのが10数回分ついているのだが、そのままやると点が低すぎて萎えそうだったので、何百問か解いてから解くようにしていた。
(解いた時間を測って、正答率も書くように)
part5はかけても10分と決めていたので、練習では8〜9分ほどで大体26.7点に安定していた。2回目の受験までは主にpart5をガチっていたと思う。これを繰り返すことでpart6.7がわからなくてpart5に戻るという時間の無駄もなくなると思った。

part6は精選模試で練習していた。アプリでは制限時間があるが少しくらいならオーバーしちゃっても大丈夫(というかそのためにpart5を死ぬほどやる)

安定しなかったのでネットで解き方を探していると、文を選ぶ問題は一旦飛ばして最後まで読んでから戻ってくるというのを見つけたので実践してみると割と正答率は上がったように思う。

特に読解量を増やしたわけでなくその手続でやると出来たので、こういうふうにやるとできるという自分なりのマニュアルを作るとブレずにいられるのでそういう理由もあるのかな?

ここでアプリの予測スコアは740くらい、Max770くらいまで行ったが直前にがむしゃらにやることで間違えまくり鬼のように下がった。ちなみに公式問題集は通しで一度もやっていない(めんどくさかったから)

直前で自信をへし折られたが当日の朝、公式のpart6をやったところほとんど正解できたので自信を持って会場へ行けた。

さて、長くなったが2回目は780点だった。
内訳はリーディング380 リスニング400
今回ももちろん読み終わっていない、なぜこんなに取れたのか?まぐれかもしれないが分析するために作戦を立てたのだから勉強法などを振り返ろう。

まずリスニングの勉強法である聴こえるまで聞く、それをほぼ毎日1時間やったのが今回のスコアに大きく反映されていると思う。以前よりははっきりと聴こえるようになったと思う。他のリスニングパートだが解き方の作戦を練っていないので落とさないという考えではなくできるだけ正解数を増やすという考えのもと解き進めたので気持ち的な負担は少なかった。

次にリーディング 文法を死ぬほどやるというやつ、これも大成功と言えると思う。だってpart6も文法と言われればそうだから。さらに早く解けたのかという点だがおそらく8〜9分で解き終わって少し長めにpart6に移れたし、暇になって戻ってくることもなかった。

part7はどうしたのかというと、これも落とさないではなくなるべく正解数を増やす立ち回りをその場で考えた。part7の序盤は焦っておらず文もそこまで読みにくくないので普通に読み進めていった。後半時間が足りなくなるのはわかっていたので最初の1.2問だけ答えを探して残りは適当にマークというのを繰り返した。

全範囲ではないが対策したぞ!という気持ちが心を強くしてくれた感じがあったのでやる気がない人は細切れに対策して分析を繰り返すといいのではないか。

実は私は2年の6月までにTOEICのスコアが必要だったので、どう考えても期間が短いが2月1回目受験を終えた瞬間に残り4ヶ月でどうするかを考えた結果最初の数回は実験的にやって5月26日でキメ切ろうとしていた(具体的には3回目で800点を超える)
しかし780取れてしまったので一旦やめにしたというわけだ。(受けてないが3回目も受験料は払った)

こんなにぐだぐだ言っておいてなんだが、一旦自分でテストを受けに行って課題発見をするべきだと思う。いつまでに取らなきゃという危機感があるならば嫌でも立ち回り方を考えると思うから。

時間に余裕があってちょっとだけスコア上げてみたい人は真似してみてほしい、英弱でもできたから。TOEICはテクニックで点が伸ばせる。できないところは無視していい!

目指せpart1.2.5.6職人!



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