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新入り猫と先住猫の仲

稲刈りが済み、もみがらを焼いた煙の香りで秋を感じます。

新入り猫、福♂が来て、先住猫たちは二階に生活範囲を追いやられました。一階に来るのは五匹のうち、まぐろ♂あま♀もみじ♀の三匹だけです。

常に二階で過ごしているいっくん♂なな♀の兄妹は甘えん坊なので、遊びや甘えさせようと意識して二階に上がりますが、なな♀の前脚内側の毛が抜けてしまい、皮がむけたところは薬をつけて治療中です。ストレスになってるんだと思います。

福♂自身は先住猫たちに興味があるし、仲良くなりたい様子ではあるのです。まぐろ♂あま♀もみじ♀への接し方を見てると、福♂は鼻チューの猫同士の挨拶をせず、お尻を先に嗅ぎたがるのです。それをみんなが嫌がり、逃げると追うのです。

先日まぐろ♂がいつもの便秘で苦しがって、おなかをさすってほしいと私のそばで横たわると、今だ!とばかりに、福♂がまぐろ♂のお尻に突進してきました。尻の匂いを嗅いで気がすんだのか満足して定位置へ戻っていきました。

そのあとはまぐろ♂が一階へ降りてきても追ったり威嚇をしなくなりました。

私はそれを見て、そうかなるほど、とあま♀を後ろ向きに抱っこして福♂のそばへ近づきましたが、あま♀が怖がって慌ててにげてしまいました。

そりゃ嫌なはずですよね。挨拶なしで無理やりお尻を向けて、苦手な相手に近づけられたらT^Tごめんね、あま♀。

今のところ、何も良い方法はなく、二階に興味がある福♂を止め、これ以上先住猫たちの生活範囲をせばめてはならない、と気を張る毎日です。

福♂と先住猫たちが仲良くなって、いっくん♂なな♀が、以前のように一階で過ごせることを毎日願ってます。

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