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49 りょうのけいれつか 全体解説

ひとりでとっくんシリーズ49 「量の系列化」についての全体解説です。

先輩ママから一言

大人が思っているよりも子供にとっては意外と難しい単元です。
突然プリントをやらせると苦手意識を持つと思うので、まずは実物でたくさん遊ぶところから始めましょう。(別記事にいくつか遊び方を提案しますね。)
 
ただ、実物にたくさん触れたとしても、プリントになったとたんに出来なくなるというのが残念ながら「あるある」です笑
 
このテキストは4歳児〜とありますが、4歳のうちに全てきちんと解けなくても大丈夫、心配いりません。5歳目前くらいに親がサポートしながらざっくり解き終われたらそれで花丸という感じです。
 
なんでもそうですが、受験日当日にそれなりに仕上がっていればOK!!!!!
肩の力を抜いて、苦手や嫌いにさせないことを一番の目標にしながら工夫して取り組んでいきましょう♡


量の系列化とは?

量・・どれくらいあるか?(多い少ない、重い軽い、大きい小さい、長い短いなど)
系列化・・法則にしたがって順番に並べること

どんなことを学ぶの?

「はじめに」に記載されている内容を、以下に噛み砕いて記します。
私個人の解釈なので、こぐま会の意図とズレる部分があるかと思います🙏
   
(1)比較の方法を身につける:どうすれば比べられるか? 
・ヒモが3本ねじれたり丸まったりして置いてあった場合「片方の端を同じ線に並べて、ピンとひっぱって比べよう」
・大きさの違うコップに水が入っていたら「同じ大きさのコップに水を移し替えたら水の量が比べられそうだな」
 
(2)比較する言葉を身につける:比べた結果をどうやって伝えるか
たとえば「お父さんの手は僕の手よりも大きい」という表現。何が何よりも、と正しく表現出来ているか。大小長短多少重軽などの比較の言葉の中から正しい言葉を選べているか。

(3)最高級・最低級の量を探す:一番〇〇を見つける
一番〇〇を見つけることが、順序を並べる上での第一歩になります。
一番〇〇、その次に〇〇…というように自分の力で探していけるか、ということかなと理解しています。

(4)量の相対化を学ぶ:⚪︎は△よりも〜
例えば「お母さんの手は僕と比べると大きい」「お母さんの手はお父さんの手と比べると小さい」というように、比べる対象によって表現は真逆にもなるわけです。この感覚を持って比較に取り組めるか。

(5)量を系列化する:ある法則にしたがって順番に並べられる
複数個のものを⚪︎⚪︎の順番にきちんと並べることが出来るか。
ただ、並べることは誰でも出来るわけなので、試験問題になると「並べた上で…」といったことや「(2種類のものを)⚪︎⚪︎順に並べたときにこれとペアになるのはどれ?」など、発展した内容を聞かれることとなります。



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