本気と無我夢中と、研究か橋渡しか
昨日脳科学のセミナーを受けました
本当は私が受けていたわけではなくて、一緒にいた人が受講していたのを作業中に目にしただけですが
伝え方聞かせ方がうまいのか、ちらっと聞いただけで、セミナーの内容だけでなくその人自身にも興味が湧いて、調べてみました
青砥瑞人さん、WEB上に経歴が紹介されていました
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO74054640Q1A720C2000000/
以下少し抜粋
・・
高校を中退し、「自分はどうしたらいいのか」と大きな焦りとともに本気で自問自答する中で
かつて少年野球で教わった 精神の脳への作用 が頭に浮かび、「脳のメカニズムはどうなっているのだろう」と無性に脳に興味がそそられ、脳関係の本をむさぼり読んだ
紆余曲折あってその後その分野の米名門大の卒業資格を手に入れ、「神経科学を人の成長に生かせないか」と思い立つようになる
神経科学と教育を研究する研究者はいたが、その内容は非常に難解で、一般の人には理解し難い
それを生かし、現場にどう落とし込むのか
そんな悩みを抱える中、ある神経内科医で、学校現場にも立つUCLAの大先輩の助言があった
「あなたは研究者になりたいの?現場で人の成長に貢献したいのなら、現場を見なさい。脳の新しい研究はあなたのパソコンに全てあがっている」
そのドクターの言葉で
「いかに研究しても、その研究をどう現場に生かすかを本気で考え、仮説を立て、実行し、現場に合わせて修正していく人がいない限り、
そう簡単に研究が全てを紐解いてくれるわけではない。自分は研究者ではなく、神経科学をうまく活用して人の成長、そしてwell-being(幸福)の実現をお手伝いする。そんなスペシャリストになりたいと思うようになった
・・躍進の道へ続く
全体的に興奮しながら読んだので、感じた点を3つ振り返ります
①大きな焦りで本気で自問自答した という点
まず本気という言葉にひっかかります
私もあるとき焦りや不安に苛み、危機感にかられて行動した時期があったのですが、本気だったかと自問すると、もっとやれたはずでした
青砥さんのように何かを本気でやれる人は特別で、私にはできないのかと思います
でも学生時代、あるモチベーションから研究を続けつつ大学の卒業、大学院の進学を実現したくて、叶える手段を手当たり次第探して生活も環境も全部変えたり
業務量の多さともしミスしたらのプレッシャーでつぶれそうだった頃、逃げたらいつまでも引きずる気がして、どれだけ時間がかかってもやり切ろうと決めて、「工場爆発してー」の思考が「持っている時間を全部使って不安がなくなるまでやるべきことをやる」になって、激しかった環境がぬるま湯に変わったことがありました
振り返ると、やったものとやらなかったものがあったと思えました
ではもっとやれたはずのことがなんでやりきれなかったのかを考えてみると、受け身でいたからだったと思います
言われたことを、自分のためにやると変換していたつもりだったけど、どこか甘えがあって、結局最後まで、やり切ったと思えませんでした
話がそれましたが、本気で悩んだことが青砥さんの変化のきっかけだったんですね
②
無性に脳に興味がそそられ、脳関係の本をむさぼり読んだ という点
まずは無我夢中にのめりこめるものがあることをうらやましく感じました
じぶんは義務感や目標のために何かをやろうと決めてやることが多い気がして、
何かにのめりこんでみれたらと思います
ただ無我夢中になる力は生まれ持った資質なのかというと、青砥さんの場合は本気で悩んだ結果手にしたものに見えました
羨ましいと思うなら、興味が湧くものを見つかるまで探せばいいんですね
ここで自分の問題として、何かをしていてもどこか「本当にしたいのはこれじゃない」と思う節があります
せっかく何かするなら、やっている間そこに全力集中するほうが楽しいと思うのに
なので最初の対策は昨日の「味わう」からです
反対に、義務感や目標があるわけではないのについやってしまうことは何だろうと考えました
楽しいことをやりなさいってこれまで何度も教わっています
まず旅行 旅行そのものも好きだけど、自分の工夫次第でコスパや効率をめちゃくちゃ上げられることに喜びを感じます
やりたいこと全部するためにどの手段を選ぶのが一番良いか、調べてプランニングしているととまりません
調査の過程や旅行した記録をノートにまとめるのも好きです
PCでテンプレートを作れば各旅行に転用できるので、簡単なものちょこちょこ作ってみよ
次に食べること 特に美味しい出汁や美味しい野菜に出会えると幸せを感じます
また素材と素材の組み合わせのおいしさに本気で感動することがあって、今すごくフードペアリングに興味があります
奇跡的にペアリングに興味を持ってる友達ができたので、一緒に食事を楽しめたら嬉しいです
あとは、天気がいい日は散歩に出たくなります 自然を感じることが好きだよねと思います
きれいな満月とか、気持ちいい風とか、紅かったり薄桃だったりオレンジだったりする朝陽を見ると、感謝や幸せを深く感じます
別に何になるわけじゃなくても、いい気分になれることがあることはありがたいねと振り返りました
全然関係ないけど朝陽という名前も中身も使う言葉も素敵な大好きな友達ができました!笑
長くなりましたが、無我夢中にあこがれるので、自分は無理と思うより、味わうことと、好きなことをする時間を大事にします
③
最後はドクターの言葉 研究者になりたいの?
これ私もすごく考えたことがあって
子供のころから食品メーカーの研究職について、美味しくて体にも良いモノづくりをして幸せな人を増やすのが夢だったのですが、この手段はとれなくて
でも必ずしも自分で研究できなくても、よっぽど頭のいい人たちが長い時間をたくさんの研究成果を出していて、なのに日常生活で使いこなせていないものもありますよね
私は仮説を立てて検証し、結果を分析して修正したりまとめていくのが好きで、ダイエットもそれに当てはまっていたなと思います
既にある知見を日常生活で役立てられるものにする橋渡し は、私が好きでできることかもしれないと思いました
感じたことを自分に置き換えて考えてみると、やりたいことであふれてきますね
ところで青砥さんの脳科学セミナーの一部の内容が紹介されていました
https://news.mynavi.jp/article/20210517-1886084/
昨日私がちらっと聞いて解釈した内容とセミナーでの表現が少し異なったようですが、
あさんぽとnoteのおかげか今日一日みちみちに過ごせましたので、したいように解釈してもいいかなと思います
ということで今日は、
・やっぱり味わう
・好きなことする(旅行記作ってみる、食べる、自然を感じる、調査とトライアンドエラーする)
に時間を使おうと振り返ったnoteでした
最後まで読んでくださりありがとうございました〜!!