アイドルアライブファンミ前夜、私はカッターを握っていた。
初めてのnoteでの投稿なのでどうかご容赦を。
ここでは『アイドルアライブ第一回ファンミーティング』で変なものを持ってきた男の話のファンミ前夜までの話をする。当日のレポはまた後日。
この記事を開いてる人の多くはきっと『アイドルアライブ』というボードゲームを知っていると思うのでアイドルアライブの説明は省きます。
きっかけ
アイドルアライブファンミーティング開催の二日前の二日前。仕事中の私の頭に唐突に
『プレイボードに磁石を仕込んで、アイドルアライブのアイドル駒を磁石で動かす』
というアイデアが浮かんだ。
アイドルアライブ。プレイヤーがプロデューサーとなりアイドル達のライブを成功に競い導くボードゲーム。ボードゲームの才能どころかアイドルの支援絵やSSを描く才能もない雑魚プロデューサーの私にとって、それは天啓であった。
結果的に「磁石移動アイドル案」は今回棄却された。制作難度も時間も足りず、後述するレギュレーションにも合わせることが難しかったのだ。
こうしてこの日の私の行動は終わった。しかし熱は冷めず、私はより良いライブ環境を作る為、プロデュースを始めた。
プレイボード(ライブステージ)
アイドルアライブのプレイボードはアイドル達がライブを行うライブステージであり、アイドルの行動・資材(vol)管理を行うボードである。
190㎜×131㎜×3㎜(安物定規で計測)の中でわかりやすくシンプルに纏まっている。そして何より私が好きなポイントはファンサエリアがメインステージから階段で降りる所、そしてバックステージからメインステージに上がる階段だ。アイドルはプロデューサー(プレイヤー)に背を向け観客が待つステージへと駆け上がっていき、他のアイドルが歌っている間は階段を降り、沸き立つ観客に近づきライブを盛り上げる光景が目に浮かぶようである。それはまさに天使が下界に降りて人々に祝福と希望を届けているようである。これは是非立体化し階段を再現したい。
勝手に決めたレギュレーション
今回のライブステージ作成にあたり、公式ファンミで使用するため、以下のレギュレーションを定めた。
公式のガイドラインを遵守する(二次創作の鉄則である)
既存のプレイボードから逸脱しない(サイズとボードの絵柄は可能な限り合わせる)
迷惑をかけない(派手すぎたり、悪目立ちすぎたりするものは、対戦相手のプロデューサーや他のプロデューサーに不快感を持たれるかもしれない)
制作時間6時間(制作開始が前日なので睡眠時間を考慮しこの時間以内に完成させたい)
プレイボード制作
行き当たりばったりな制作なので記憶が曖昧。ざっくりとした説明になってしまい申し訳ない。印刷したプレイボードをスチレンボードに両面テープで張り、同じく印刷しステージの箇所のみくりぬき、薄い段ボールでメインステージを上げた物を張り付ける。文字と被る部分があるため貼り付ける際は注意。あとカッターはしっかりロックできる奴じゃなきゃまともに工作できないぞ!
こだわりポイント
強度確保の為に裏面にはボール紙を張り付けた。安っぽさを隠す為に側面に黒のマスキングテープも貼っている。
アイドルアライブやるときいつも欲しかったvol100%超えた際の解決案。着想はエーテルグライダーから。
一番作りたかったところ。結果的に階段部分が浮いてるのも良き。
感想としては、様々な試行錯誤や挫折はあったものの、結果的に良いものを作れたので作って良かった。そしてそれ以上に時間や技術の関係で出来なかった事が頭の中をモヤモヤさせている。まだまだ改善の余地がある。次こそアイドルを自分の手で持たずに動かせるようにしたい。他にも色々思いついたこともあるので、今後どうにか形にしたい。
おまけ
100均を回っている際に、ミラーシートを見つけついでに作ったショーケース。アイドル駒のおせなかも堪能できるという素晴らしい物に仕上がった。制作費もプレイボードほどではないので他のプロデューサー達も是非作ってみてほしい。
ちなみにアイドルのアクリルスタンドの大きさは台座が六角形の最短が28㎜、最長が32㎜、高さが最高で約52㎜となっている。
定規は強度もあるし加工もしやすく、台座にピッタリだということに気が付いた。ゴムでスタンドを押さえるので逆さまにしてもアイドルが落ちない。
アイドルアライブで一番感動したのはアイドル駒の裏面がしっかり背中が印刷されているところ。スサビゲームスのこだわりが伺える。
アイドルの背中ってこんなにエモいんやな。
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