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変わることは成長の証
考えることをやめたくない。
だから私は、日々書き続けていられるのかもしれない。
世の中には、数学のように答えがたったひとつしか存在しないものと、人の考え方のように、人の数だけ存在する答えがあると思う。
学生のころは、そういう答えを考えるのが苦手だった。
作者の想いについて問われる国語の問題。作者の想いなんて、他人がいくら寄り添おうとしても、まったく同じように寄り添うことはできない。だから私は、国語がとても苦手だった。数学のように、たったひとつの答えを求める方が好きだった。ひとつしか答えがなければ、必ずすーっと辿り着く。違っていたら決して辿り着かないし、強引にツジツマあわせをしようとしたら、大きく歪んでしまう。
具体的に書くことが好きになってからだったと思う。
作者の想いに、寄り添おうとしたのは。
小説もエッセイも詩も、すべてにおいて使われている言葉たちの影には、その作者さんの作品に対する想いが含まれている。それを垣間見ることができるときもあれば、まったく見えないときもある。
でも、言葉には確かに魂がこもっている。
その魂が、言葉に温度と彩りを灯し、たしかな想いに変わる。
それを書いた人と、読んだ人。同じ人間ではないから、伝えたい想いが必ず伝わるとは限らない。
だから私は、読み手として、書き手の想いを大切にしたいと思っている。
書き手の想いを丁寧に汲み取ること。
それは、自分自身の成長にも繋がる。
考えることをやめない。
受け入れるだけの人生は、楽しくない。
受け入れて、自分なりの答えを出していく。
その答えはきっと、日々変わるだろう。
でもその変化は、成長だ。
ゆっこさんのこちらのnoteを私なりにリライトしてみました。
迷ったとき、つい自分で決められず流されたこともあります。ですが、自分のことは自分で決めるしかないんですよね。ただ自分自身を信じて、考えようと思います。
ゆっこさん、考えるきっかけになりました。ありがとうございます。
参加しています。
2020.12.4
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