その錠は真実の愛でしか解けない
どうして、こんなにも心が渇いているのだろう。
欲しいものを手に入れたはずなのに、心が満たされない気がしている。
2020年9月から12月まで、上記のような企画を開催しておりました。
今日は、この企画に参加してくださった、肋骨さんをご紹介します。
絡まる関係の根底にあるものは、羨望なのか絶望なのか。
愛されたいと叫ぶ主人公の心の声が聞こえてきたような気がしました。
兄のものを何でも欲しがる弟。だけど、自分のものになると輝きを失う気がしてしまうのは、きっと兄のものが欲しいのではなく、兄の心が欲しかったから、そんな風に思えてしまいました。
兄の大切な女性に感じてるのは、羨望なのかそれとも絶望なのか。
兄を大切にしない女性には、絶望しているはずなのに、兄の元へ戻る女性を羨ましく思っているのか。
複雑に絡む想いが、ご紹介してくださった曲とともにまた絡み合って解けなくなる。
解けない錠を、なんと呼べばいいのでしょうか?
堕ちていくふたりがとても気になります。
肋骨さん、ご参加いただきありがとうございます。
2021.1.28
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いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。