この熱い感覚がスキ
久しぶりに、自分の胸の中に眠る情熱が目覚めた気がする。
昨日と今日の2日で、掌編小説を3作品書いた。そのうち2作品は、今日電車の中で書き上げた。
3作品とはいっても、どれも短いので全部合わせても5000文字程度。だけど、書いている時間はやっぱり楽しくて、時間を忘れてしまう。
そんなとき感じるのは、書くのが好きなんだなってこと。
以前は電車通勤をしていたこともあり、執筆時間のほとんどは、通勤の電車内だった。座れるということもあり、待ち時間等もあれば、かなりの文字数を書くこともあった。
今は車通勤をしているので、通勤途中に書くことはできない。時々、仕事中に思いついたネタやセリフは、パパッとスマホに書き留めるけれど、やはり執筆時間のほとんどは家に帰ってきてからになる。
今日はこの荒天の中、どうしても行かなければいけない場所があり、往復で3時間ほど電車に乗っていた。行きの電車で1作品、帰りの電車で1作品。書きたいと強く思う瞬間に、スマホをいじることのできる時間が重なると、私の中の物語が一気に進む。登場人物たちの台詞や心情が頭の中にポンと浮かび、それを入力すると今度はまた相手の台詞が頭に浮かぶ。
小説を書きたいと強く思う気持ちが、最近少なくなっていた気がしていた。心の中にきちんとあるのだけれど、他にも書きたいことや挑戦したいことがあって、小説を書くまでに気持ちが回っていなかったのかもしれない。
3作品目を書き終えたとき、充足感があった。やはり、同じ「書く」ということでも、それが小説なのかエッセイなのかで、充足感が違う気がする。それは、どちらがより充足感があるとか、そういうことじゃない。自分の思ってることや感情を書いているものと、なにかを創り上げるのでは、充足感の種類が違う。
書くことが好きだ。私の心の中には、ちゃんとそれが熱いカタチで残っている。
だからこれからも、書き続けていきたいし、このカタチをくすぶらせたままでいたくはない。
ちなみに、今日1番最後に書いたものはこちらです。
2021.3.13
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