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私のかわいいは、たったひとつの恋のそばに寄り添う

お気に入りのピアス。
一目惚れして買ったワンピース。
それに似合うようにコーディネートした靴や鞄。
ネックレスにリング。
自分に似合う髪型。
指先を彩るネイル。

女の子をかわいくしてくれるものは、世の中にたくさん、それこそ数えきれないほどあるけど、なににも超えられないものが、たったひとつだけある。
それが、大好きな人からの「かわいい」の言葉だ。

大好きな人に会えると思うだけで、心が弾む。
だけど、肌に憎い吹き出物でもできようものなら、会える日も憂鬱になってしまう。

「かわいい」という言葉だけじゃない。一緒に過ごせる時間はもちろんのこと、電話をする時間、メッセージを送る時間、とにかく相手を想っている時間が、女の子を最強にかわいくしていく。

自分ではない誰かを、好きって想う気持ちが、かわいさの源。
ピアスだって、ワンピースだって、髪型だって、大好きな人に見てほしくて、選んでる時間の女の子は絶対にかわいい。

いくつになっても、恋する気持ちは初心者でいたい。
ドキドキ胸キュンを忘れない。
それだけで、明日の私は最高にかわいい。
大好きな人に会う時間、その瞳にうつる瞬間、最高にかわいくいたい。

女の子が、かわいいものを見てときめくのは、恋する本能があるからなのかもしれない。
かわいいものに恋をする。

私の愛する「かわいい」は、たったひとつの恋。




2020.5.5

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いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。