私は百瀬七海のままで
よく、私の書いた文章を読んだ方から、「百瀬七海らしい」と言われることがあります。
私の書いたものなら、名前が「百瀬七海」として書いてなくても、わかるとも。
それはとても、嬉しいお言葉です。
「百瀬七海」として書くより前に、一年ほど、別の名前でいくつかの小説や詩、ブログなどを書いていたことがあるのですが、一度全て退会し、「百瀬七海」のアカウントを取得したんですよね。
前に使っていた名前は、全然今とは別の名前だったのですが、偶然「百瀬七海」の作品を読んだ方が、私に気付いて下さったんです。
それが、ひとりではなく、何人も。以前書いていた小説をアップしたわけでもなんでもないのに、ちゃんと物語で私を感じ、私を見つけてくれました。
自分らしい文章って、自分ではなかなかわからないけれど、言葉に魂が宿るのと同じで、その文章にも、自分らしさが散りばめられているのかもしれません。
普段は甘め、ハッピーエンドな小説が多いですが、たまーにシリアスなものも書いたりします。きっと描く世界のテイストが変わっても、どことなく、自分らしさが残っているのかな、とそんな風に思うことが増えました。
ときに悩むこともあり、ときに弾けることもあり、そんな毎日の中で私は私らしい言葉を紡ぎだす。
それは、無理に絞り出すのではない。自然に溢れる言葉を紡いでいく。
それが、私らしい世界を描くということ、そんな風に私は百瀬七海でい続けたいと思います。
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