さよならは、私が決める
青い空と白い雲。
夏という言葉がぴったりの空から一転、大粒の雨が降り出してくる。
夏にはよく出会ってしまうけれど、そんなときはたいてい負けた気になってしまう。
洗濯物干しっぱなしだったな、とか。
窓全開じゃなかったかな、とか。
何かに悩んでるときには、水の音に癒されることがある。雨音を聞きながら、心穏やかな気持ちで空を見上げる。空が泣いているから、私はまだ泣けない。泣かないとか。
大粒の雨音が聞こえてくると、やっぱりどこか切なくなるのは、手の届かない君を思い出すからなのでしょうか?
2021.8.9
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