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人と人との付き合いだから #やる気が出ない夜のひとりごと

転職をしたり、異動をしたりすると、上司や同僚も変わる。
そのたびに、新しく始まる人間関係があり、それがプラスの方向へ動けば、日々楽しく仕事ができるんだけれど、必ずしもそうではない。

上司も先輩も、同僚も後輩も選べない。
会社員として、致し方ないことだ。
でもせめて、やっぱり上司という立場になる人には、それ相応の人格があって欲しいと思う。

転職もしてきたし、異動もしたことがあるし、そもそも自分が異動することもあり、働く環境が変わることは珍しいことではない。
4月、7月、10月、この辺りに人事異動がある会社も多いのではないかと思うけれど、そのたびにドキドキしてしまう人もいるのではないかと思う。

リアルな私は、昔は人見知りだったけれど、そこそこの社会人経験を経て、今はわりとコミュニケーション力がある方だ。
比較的、どんなタイプの上司にも合わせることはできる。だけど、合わせることができるだけで、人として信頼できない上司もいる。

きちんと上司としての責任を持って、仕事を任せてもらえるのは嬉しい。
全面的に信頼してもらえるのも嬉しい。
全く部下を信用していないわけではないけど、部下に仕事を任せられない上司もいる。
部下に丸投げで、自分には責任がないなんてタイプの上司は論外。

でも私が今まで出会った中で、最も信頼できなかった上司は、仕事をしていく中で、信頼できない人ではなかった。

では、なにが信頼できなかったのかというと、言ったことに責任を持たない。
人がどんな言葉で傷つき、心を抉られるのか、考えられない人。
自分の言葉に責任がないから、なんだって言える。
仕事はできるタイプの人だったし、いろいろ教えてもらった。なんなら、私を採用してくれた張本人だった。
だけど、私がお世話になった上司の名前を挙げるとしたら、彼の名前が挙がることは絶対にない。

人と人の関係は、日々変わっていく。
信頼を築くのは、とても時間がかかるけれど、壊れるのは一瞬だ。

上司には、部下を守る責任があると思う。
別に、命をかける必要はない。ただ、人間として、その背中を追いかけたい、ついていきたいと、そう思わせる存在であって欲しいと思う私は、理想が高いのだろうか?


2021.6.15

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