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風はいつか、君の元へ流れ着く

風の冷たさを感じながら、ふと空を見上げたくなるときがあります。
風に雲が流されるのを見ながら、どこへ行くんだろうと考えることがあります。

2020年9月から12月まで、上記のような企画を開催しておりました。

今日は、この企画に参加してくださった、verdeさんをご紹介します。

心に染み入るメロディーと切なく誰かを想うような歌声。
verdeさんのこのnoteを読み、この曲を聴き、歌詞を読み、また聴き、noteを読む。そんな風に繰り返しながら、思い出した人がいました。

遠くに住んでいたその人とは、簡単に会うことが叶わなくて、いつも言葉のやりとりだけ。
その言葉に、嘘はないとわかっていたはずなのに、正直すぎる言葉に、ときに私は傷ついたこともある。

遠ければ遠いほど、離れたくなって。
誰も知らない場所に行って、なにもかもから解放されたいと願ったこともあって。
そんなときに空を見上げて、風に揺られる雲を見ていると、不思議とこの風をその人も感じているかもしれないと、どうでもいいようなことで幸せな気持ちになって。

切なさが胸いっぱいに広がる、そんな歌声に、とても引き込まれました。

verdeさん、ご参加いただきありがとうございます。


2021.1.2

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百瀬七海
いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。