静かに心を見つめるとき、私は真っ白な世界で溺れている
心が落ちるときがある。
何か理由があるわけではない。
いや、本当は理由はあるけれど、きっと私はそんな事実から目を逸らしている。気づかないふりをしている。
そういうときは、心をひたすら無にする。
何も考えていないのとは違って、ひたすら何かに集中するのだ。
音楽を聴きながら、ひたすら歩くときもあれば、黙々と筋トレに励むときもある。
そういうときは、読み書きをすることはほとんどない。読んでも心に吸収されないのだ。頭にすら入ってこない。それは書くときも同じで、想像しても真っ白な世界のまま、なにも変わることはない。
静かに静かに、時折訪れるその時間をやり過ごす。
本当は音楽だって、聴いているけれど聴いていないに等しい。そういうときの私は、呼ばれても気づかない。何にも響かないのだ。
そういう時間も必要なのだと思う。
そんな風に真っ白な時間があることが、新たな世界を創る上で、必要不可欠な時間なのだと思う。
だから、その時間とも丁寧に向き合う。
ひらやまさんのこちらの企画に参加しています。
2020.3.25
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いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。