太陽黒点数と地震の関係(2)~「マウンダー極小期の再来」が近い?巨大地震・大噴火と地球上の位置に関係は?
■はじめに
私はnoteで2つの定期購読マガジンを発行していて、もう一つの『大地震・災害前兆ウォッチマガジン』の他に、今後はこちらのマガジンでも災害・防災関連の記事を執筆するようにしたい。
1月版では、太陽黒点数と地球上の大地震の関係について、2回にわたって書いている。
太陽黒点数の11年周期はよく知られるが、そのサイクルが地球上の地震の発生に影響を与える可能性があるという説は、19世紀から存在したものの一般的になっているとは言えない。
だが私の長年の研究結果では、その可能性があることを示唆している。
また、地震の震源や火山の緯度も、太陽活動の増減に絡めて検討しなければならないと考えている。
今年の日本は元日の能登半島地震(M7.6、最大震度7、死者230人以上)で始まったが、今後は太陽活動の周期を影響を受けてどうなるだろうか?
1回目では、あくまでも一般論的な内容をメインに書いたが、実際は一筋縄では行かない要素がある。
2回目の今回は、そのあたりを含めた最新の研究成果を公開することにしたい。
■マウンダー極小期
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