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日本の海底火山噴火時期はラニーニャ現象と黒潮大蛇行と関係あり?
■はじめに
米国ハワイ州ハワイ島にある世界最大の活火山マウナ・ロア火山が、に日音時間11/28 18:30に38年ぶりに噴火した。
そのことは、下記の11/29の「探求三昧ブログ」で書いている。
マウナロア噴火で懸念されるのは、一つには日本方面への地震連鎖。
もう一つは、日本周辺の海底火山が活動を再開しないかということ。
マウナロア噴火に先立って、小笠原諸島の硫黄島の北にある海底火山「海徳海山」の火山活動の兆候が見られる報道があった。
この海底火山では、今年8月以降に海水の色が変わる「変色水」が見られ、11月25日に海徳海山付近で海面が直径300mにわたって黄みがかった白色に変色していた。
そこから南西に幅1km、長さ10kmにわたり変色水が流れているのも確認された。
そして、その範囲がさらに広がっていることがわかった。
このため、気象庁と海上保安庁は、今後も海底噴火が発生する可能性があるとしている。
■海洋現象
そこで今回は、過去に日本周辺の海底火山噴火が噴火した時期に、何かしら傾向が見られないかを調べてみる。
この調査の鍵となるのは、2つの海洋現象だ。
それは「ラニーニャ現象」と、黒潮大蛇行の2つ。
ラニーニャ現象は、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象のこと。
逆に同海域で海面水温が高くなる場合はエルニーニョ現象と呼ぶ。
以下に、過去の海底火山噴火の発生前後に、この2つの海洋現象がどのようにかかわっていたのかを示す。
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