【2021/01/16】「粥占」第1弾速報~諏訪大社4年連続「三行半」で災害予言?
■はじめに
毎年恒例の各地の神社で行われる「粥占」(かゆうら)。
穀類で粥を炊き、煮え具合で農作物の吉凶を占う神事だが、その年にどういうことが起きるかという世相を占う神社も多い。
早いところでは新春の1月7日、最も多くは1月14日~15日に行われ、九州などでは3月中旬に行うところもある。
今回は第1弾ということで、各地の粥占の結果を紹介する。
なぜこのnoteマガジンで粥占か?
それは、口述するように、大地震や火山噴火などの大災害が粥占で予言されることも非常に多いためだ。
■諏訪大社の「筒粥神事」
粥占で最も良く知られているのが、長野県の諏訪大社で毎年1/14夜~15に行われる「筒粥神事」だ。
2011年には五分満点中三分五厘の結果となったが、これは「三行半」(みくだりはん)を意味する凶兆と解釈される。
本来は江戸時代に、夫が妻へ出す(または逆)離縁状を意味し、「三行半を突きつける」は離婚を言い渡す意味だった。
だが現在では、会社に愛想を尽かして退職する時などに「会社に三行半をつきつけてやった!」と使うこともある。
その2011年の時には、2ヵ月後に東日本大震災が起きて、地震と津波で死者・行方不明者約2万2000人という未曽有の大災害となった。
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