鏡に映るは、いわく付き自分?
またもや本日も完徹。
昨日の夜中、無人事務所の扉を開けると、何故か私宛に日本酒一升瓶が置いてあった。
それも玄関のど真ん中で、一升瓶が何かを主張しながらも鎮座しているのだ。
無理難題を押し付けたお詫びというところか。もしくは私に対してお供え物か?
まあ、仕事を押し付けて「申し訳ない」という想いが伝わったので、任務は完遂しないと、な。
で、結局、早朝までかかり、仕事を終えた。
任務を終えて私がすることは、まず、タバコを吸うこと。まあ、今どきタバコはナンセンスなんだろうけど、これだけは止められないのよね。仕事後の一服の為に私は生きている。(そして深刻なオヤジ化は更に進む)
それから、眠気を覚まそうと顔を洗う。洗面所の前に立ち、顔を上げると、そこにある鏡を見て、全身が怖気立つのを覚えた。思わず仰け反り、腰が抜けそうになるのを抑える。
そこに映し出されたもの、それは、、、
目の下にクマがあり、痩けた頬、そして縦シワ眉間深く刻まれた妖怪が、目の前に立っていたのだ。
恐ろしさのあまり、ギョッとした。その姿に目を背けたくなるのを堪えて、恐る恐るしっかり確認してみる。
「あ、これ、オレか」(←時々変わる一人称)
って、やってもうた。
ヘトヘトの姿を鏡に映してもうた。
実はやってはダメなんですよね〜、これ。
こちらについては、昔、ある作家先生よりお聞きしたことなんですけど、その先生は確か『心霊科学協会』にも精通された方だったと記憶してます。私は度々、ご講演を拝聴させて頂いたのですが、その先生が仰るのには
「鏡に自分を映す時は、弱っている自分、怒っている自分、泣いている自分を絶対に映してはならない。マイナスの感情が倍増してしまう」
なるほど〜と思いましたよね。
鏡に纏わる怪談は世の中に沢山あります。
そして、諸説色々ありますが、
それらは全て『人間、または生き物が発する感情が鏡に練り込まれてきたもの』ではないかと思います。例えば、毎日毎日、鏡の前で他人を呪う言葉を吐いたらどうなると思います?
恐ろしい結果をもたらすことになるのは、確然たること。しかし、そこで呪った相手が倒れたとしても、自分に返ってくるものも、間違いなく倍増すると思いますよ。これだけは絶対にやらないでくださいね。
当然、鏡に映すのは、元気な自分しかダメですよ〜。
その時の自分が、どんなに辛くても、どんなに怒っていても、どんなに悲しくてもです。病んだ自分は、決して映さないでくださいね。
鏡に映る時の自分は、ガッツポーズをしてください。
満面の笑みを浮かべてください。
辛い想いも悲しみも、浄化されてゆくと思います。
、、、、いつかは、きっと。
実を言うと鏡については、まだまだ、法則がありますので、この先も書き綴ってゆければと思います。
そして本日、妖怪化したオレ、さて寝よっと(-_-;)