やっぱりこの時間帯には人がいるのね。。。
昨日の記事で、(一部のエリアを除く)バレンシア州のフェーズ1への移行見送りにおいて政治的な意図があるのではないか?という話が出てきていることについて触れましたが、↓
今日のEl Paísの記事にも同様の内容が書かれており、バレンシア州の首相Ximo Puigも政府の基準の透明性も含め詳しい理由を説明するよう、断固抗議の姿勢を見せています。正確なデータを示した250ページ近くに渡る報告書を提出し、さらには、今まで他のどの自治州よりも政府との協力姿勢を示していたのにも関わらず、納得のいく説明もないなんてあんまりですよね。ましてや、身内の犠牲として利用されたという話が事実であれば、政府はバレンシアに甘えすぎじゃね?とも思えます(事実でないことを信じたいですが)。
とはいえ、今日のFernando Simónの定例会見で再度バレンシアについての質問がされたのですが、今日の回答は「まだ十分に検査がされていないことから、感染の疑いがあるケースが少なからずある」ということで、私的にはしっくりきました。実際、バレンシア州の検査数(1000人あたりのパーセンテージ)はスペイン全体の平均を下回っており、バスクとの比較では半分以下であるとのこと。だったら納得!ということで、これ以上政治のゴチャゴチャ問題に発展しないことを祈るばかり。
ところで、今日初めて大人たちの散歩・運動の時間帯(20時からの)に出かけてみたのですが、非常事態宣言が出てからこんなに人がいるのを見たのは初めてで(冒頭の写真、旧市街エリア)、やっぱりこの時間帯に人々はこぞって散歩に出るのね?と実感しました。いつも空いているであろう時間帯を選んで街の中心地のスーパーに買い物に行っており、その感覚に慣れてしまっていたので、このぐらいの人数でも多いと思ってしまっている自分に思わず引いてしまいました。。。
ほとんどの人は散歩をしていましたが、走っている人も少なからずいました。で、そういう人たちは当然マスクをしていないので「ちょっとやだなぁ」と思ってしまったり(歩いている人にはなんとも思わないけれど、走ると呼吸が荒くなるからね)。。。はたまたフェイスシールドまでして散歩をしている人もいましたが、なぜかそういう人たちに限って4人とか連なって歩いているし(規定では同居者の1人はOK、つまり2人まで)。。。と、こんな風に思ってしまった自分もどうかしている。。。結局20分で自宅に戻る始末。。。
別に感染が怖いとかそういうことはないのですが、知らず知らずのうちにソーシャルディスタンスを確保するなどのメンタリティが身についてしまい(謎の蛇行運動とか)、そういうことが面倒くさくなってしまっているんですね。
というわけで、これからはあえてこの時間帯に出かけて「ノーマル」な感覚を取り戻すべし!と改めて思った次第です。