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岡山新報デジタル【今日は何の日】

乃木大将の日(9月13日 記念日)


1912年(大正元年)のこの日、乃木希典(のぎ まれすけ、1849~1912年)大将が、明治天皇の大喪の日に、夫人の乃木静子とともに殉死した。

大喪(たいそう)とは天皇の葬儀のこと。乃木大将は62歳であった。この日は乃木大将の忌日であり、「乃木忌」や「希典忌」とも呼ばれる。

乃木希典

乃木大将は、江戸の長府藩上屋敷で生まれた長府藩士で、日露戦争における旅順攻囲戦の指揮や、上記のように明治天皇の後を慕って殉死したことで国際的にも著名である。階級は陸軍大将。第10代学習院長に任じられ、後に昭和天皇となる迪宮裕仁(みちのみや ひろひと)親王の教育係も務めた。「乃木大将」や「乃木将軍」と呼ばれることが多い。

東京都港区赤坂の乃木夫妻が自刃した邸宅の隣地に乃木夫妻を祀った「乃木神社」が建立された。この他、栃木県・京都府・山口県・北海道など、日本の各地に乃木神社が建立された。また、港区の「乃木坂」の地名に名前を残しており、乃木神社前に名前の由来を記した石碑が建てられている。


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