【インタビュー】ZINNIA vol.1 mikuちゃんにお話を聞かせてもらいました
こんばんは。**momoです。
6月1日、新宿アンチノックで行われた
miku&mika pre. ZINNIA vol.1に遊びに行ってきました。
出演バンドはClone of Vengeance、ABLAZE IN VEINS、Avoid Silence、Sign From Above、UNWAVERING、THE LAST ILLYAS、Nimbusの7バンド。
2人の大好きなバンドを見て楽しんで、
とてもハッピーな気持ちでいっぱいの日になりました!
今日はZINNIAの主催であり、おともだちのmikuちゃんにZINNIAを終えて1週間、企画をしようと思ったきっかけ、経緯、今後の展望などインタビューさせてもらいました。共催のmikaさんにもお話伺いたかったのですが、長野にお住まいということで今回はmikuちゃんにお願いしました。
インタビューをお願いしたのは先月18日のAKIOさんの企画でお話していた時です。「いいよ〜!!」の二つ返事で快諾してくれました。(笑)
友達にインタビューするのは初めてでしたので、最初は緊張しました。でも、いつも通りの元気な声を聞いたらすぐに緊張も解け、聞きたいこともたくさん聞けたので良かったです^ ^
彼女がどんな子なのかというと、
わたしとは同い年の21歳で、ほぼ毎週末ライブハウスに遊びに行っているようなライブが大好きな子です。
今は(いい意味で)Nimbusのイメージしかないですが、特に国内のロックやメタルコアが好き。ZINNIAに遊びに行った方もそうでない方も、ぜひお読みください!
それではお付き合いよろしくお願いします。
--今日はインタビュー受けてくれてありがとう。先週末は企画本当にお疲れ様でした!愛でいっぱいの企画だったなと思います。
まずmikuちゃんについて私のnoteを見てくれている人に知ってもらいたいな、と思います。バンドを好きになったのは何がきっかけだったの?
miku:バンドを好きになったのは高校生の頃で、大体4.5年前くらい!最初は所謂「邦ロック」が好きで、フェスやライブに遊びに行くようになって。
当時はAnother Storyが大好きで、DEAD POPに遊びに行ったら帰りにSEEK US NEEDがSEEK FESTのフライヤーを配っていて、それにアナストが出るのを知って見に行ったんだよね。
そこで初めて小箱に行くことになるんだけど、もちろん友達もいないし、怖いなぁ…って思ってたけど、それでもアナストが見たくて「行くしかない!」って思って勇気出して行ったんだよ!(笑)
そこでいろんなバンドと出会って、中でもHIKAGEにハマったの。HIKAGEの対バンでいろんなバンドを知るようになって、そこからALIOTHやABLAZE IN VEINSの存在を知ってメタルコアにハマった感じかな。
--新しいバンドと出会うきっかけが対バンっていうのは往々にしてあることだよね。他にはどんな方法で音楽をディグしているの?
miku:基本的にApple Musicとかサブスクのおすすめアーティストで見つけることが多い!自分で音源を聞いて探しては、かっこいいと思ったバンドはすぐに「見に行くか〜!」って(笑)ライブで見てかっこいいと思ったバンドを応援したいなと思う。それこそNimbusはABLAZEとALIOTHのSplit tourで知ったよ。
みんな割とSable HillsやGraupelを見て、アンダーグラウンドシーンを見始めるパターンが多いけど、そういう意味では順当にハマっていった訳ではないかもしれないね。
--ZINNIAを企画しようと思ったきっかけを教えてください。
miku:音楽を聴いていると精神的な面ですごく支えられるんだよね。
「頑張ろうぜ!」みたいなまっすぐな応援ソングで元気をもらえる人が多いと思うけど、私にとってそれがメタルコアで。もちろん曲もそうだし、ライブのMCには特に勇気をもらえることが多いんだよね。
烏滸がましいかもしれないけど、大好きなバンドに「恩返し」がしたくて、いつも彼らに支えられてるからこそ、自分で企画やりたい!そう思ったのがきっかけです。
--大体いつ頃から企画やりたいなと思ったの?
miku:いつもライブを見に行くと「みくはいつも笑顔だね」って言われることが多いんだけど、自分だけじゃなくて、他のお客さんも演者の皆さんも笑顔で、私はこの場所が大好きなんだよね。この場所を守りたい。この場所を本当に大事に思っている人のことも守りたい。
具体的に企画やりたいな〜と思い始めたのは1年前くらい!
だけど実際に動き初めたのは12月くらいです。「こういうことしたいんだよね」ってバンドの人たちに相談したら、アンチノックの大原さんとのやりとりを仲介してもらえてやりとりを始めました。
--大好きなこのシーンを自分の手で守りたいって思う気持ち、本当に素敵です。やっぱりやるならアンチノックが良かった?
miku:そうだね〜。他のライブハウスとかだとステージがすごく高い位置にあったりするけど、アンチはステージも近いし、フロアの感じがすごく好き。だからアンチが良かった。それにやっぱりアンチはたくさん遊びに行っているのもあって「第二の実家」って思ってる!(笑)お酒も美味しいし、楽しいし!(笑)本当に良いところだよね。
--第二の実家、なんかわかる気がします。(笑)今回mikaさんと共催で企画をしよう!となった経緯も教えてください。
miku:きだみか(mikaさん)に声をかけたのは彼女が「企画やりたい!」ってツイートをしているのを見かけたのがきっかけ!
私も企画やってみたいと思っていたから、
「一緒にやってみない?わからないことばっかりだけど、一緒に頑張ってみよう」って声をかけたの。そしたらきだみかもやろう!って言ってくれてそれで2人でやることになりました。
--同じ気持ちで企画に挑んだ2人。ブッキングやライブハウスとのやりとりは初めてだったと思うけど、事前段階で大変だったことはありますか?
miku:やっぱりお金を用意するのは本当に大変だったね…。
結構な額を用意しなきゃいけなかったから、とにかく春休みの2ヶ月間はバイト超頑張ったよ!(笑)大学もバイトも、さらに就活もしながらだったから、スケジュールもかなりきついところはあったけどね!
やっぱり分からないことがたくさんあったから、わからないことはほとんど全部大原さんに質問した。バンドをやっている人にも質問したね。とにかく分からないことは周りを頼った!
--ブッキングについてはどのように?
miku:最初はDMでオファーさせてもらいました!私はClone of Vengeance、Avoid Silence、ABLAZE IN VEINS、Nimbusを、きだみかにはSign From Above、THE LAST ILLYAS、UNWAVERINGをお願いして、分担してオファーしたよ。2人でやる企画だから、お互い納得いくまで話し合うことが大事だと思ったから、定期的に電話した。
1人だったら自分の好きなようにブッキングも企画についても好きに考えることができる訳だけど、2人の意志を尊重しながら進めていくのは大変だった!それでも結果的には出し切ったし、100%超えて120%!!もう100%は超えてしまった(笑)(笑)
--当日の感想をお願いします!
miku:もうね、ガチで楽しかった!(笑)
--(笑)(笑)
miku:主催が一番楽しむぞ!のモチベでやっていたけど、それはできていたんじゃないかな。演者の皆さんにも「マジで今日楽しい!誘ってくれてありがとう!」って言ってもらえてすごく嬉しかったし、知らない人同士でもみんなで楽しくわちゃわちゃできる空間が作れて、もうその光景を見て「泣かせんなよ〜!」って感じでした(笑)
もちろん事前の準備で大変なこともあったけど、本当にやって良かった!
--今後の展望などあったら教えてください!
miku:最初から今回の企画は第一弾で終わらせる気はなくて、Vol.2もやるつもりで動いてたんだけど、やっぱり今回の企画でのTamaくんのMCを聞いたら、俄然やる気になった。(「やりたいことを実際に行動に移して、さらにそれを続ける人は本当にすごい。だから、Vol.2も、Vol.3も期待してるよ!」と言ったメッセージでした。筆者自身も心に響くものがありました)
「言われなくたってやるぞ〜!!」そんな気持ちにもなったけど、背中を押してもらえて、もっと頑張りたいなと思いました。なので今後もVol.2以降も期待しててね!
感謝の思いを伝えたくて、この企画をしようと思っていたのに、演者の皆さんがそれ以上の愛で返してくれるから、さらに「ありがとう」の気持ちが募っちゃいました。この愛をさらにさらに倍返しして、連鎖させていきたいね。これからも応援したいし、できる限りのことは全部やる!
--これから企画をやりたい人に向けてメッセージが何かあればお願いします!
miku:最初は誰だって分からないことばかりだと思うので、これ分からない…ってことは1人で悩まずに、ぜひ周りを頼ってください!
今回の企画ではアンチノック大原さんを始め、バンドの皆さん、友達の力をたっくさん借りて大成功できたと思っているので。
--最後に何かメッセージがあればどうぞ。
miku:私の企画は音楽との出会いの「きっかけづくり」の場としての意味合いも兼ねていて、そういう場所づくりができたら最高だなと思う。もちろん自分の好きなバンドを皆に知ってもらいたい!って思いもある。
私の高校の時の友達も企画に来てくれたんだけど、全然メタルコアとか聞かない友達なのに「ABLAZEハマっちゃった!!みく、8月のツアー絶対来るよね?」って言ってくれた子もいて!びっくりしちゃった(笑)
特にメタルコアのアンダーグラウンドシーンなんかそうだと思っているんだけど、きっかけがないと、そもそもこういうライブハウスに行こうって思わないと思うんだよね。だから、そういうきっかけ作りの場としても機能していけばすごくいいなって思います。
私が「企画やるんだよね」と話すと、「企画やりたいって思うだけじゃなくて行動に移すのがすごい」って言ってくれて、協力させてほしい!って言ってくれる友達もたくさんいて。今回のフライヤーも友達に協力してもらって作ってもらったんだ。
最近は活動休止や解散を選ぶバンドが多いけど、こうやって自分の好きなバンドがバンドを続けてくれて本当に感謝しているし、どんな形でも続けていくことは重要だと思う。企画もそうだし、バンドを続けてくれて感謝しかないや。
企画はみんなからの愛を感じすぎてる(笑)
いつも私は愛を持ってみんなと接しているけど、それを倍以上で返してくれて、もっと幸せな気持ちになれる!本当にやって良かったな。
--ありがとうございました!
彼女はいつも音楽を心から楽しんでいて、彼女のトレードマークの笑顔は本当に可愛らしくて、見ているこちらまで楽しくなります。
それを自分たちの企画という形で、大好きなバンドの力を借りて企画名の通り「ZINNIA(絆)(幸福)」な空間だったのではないかなと思います。
百日草は太陽に愛され、半年以上先続ける。素敵な企画をしてくれて本当にありがとうございました!今後もmikuちゃんの企画に期待しましょう。
編集後記
今回初めて取材形式で記事を書かせていただきました。
いかがでしたでしょうか。今後ももしチャンスがあれば私個人のnoteで取材させていただいたり、我々のPodcastにゲストをお招きしてお話する機会なども作れたらな〜〜〜と画策しております。
mikuちゃんのように私と歳の近い子でも、大好きなこのシーンのために何かできないかな、とまっすぐな思いを形にしている子、バンドを始めようとそている子、我々、エモーショナルPodcast(自称)令和の鋼(a.k.a老害予備軍)のようによう喋る若いなど、、、とにかく、やってみる。そんな人たちが多い気がします。(なので若者がメタルを聞かないとかもうあんなのやめましょう)
UNWAVERINGのYosukeさんが、「バンドはバンドだけじゃ続かない。みくやももちゃんみたいに、好きなバンドを見に行って、一生懸命何かサポートしようとしている子がいるから成り立つんだ」とお話してくれました。大事にしたいと思えるこのシーンをもっと楽しくて、居心地の良い場所にしていきたいという思いはわたしもmikuちゃんも変わらないと思いました。
取材を受けてくれたmikuちゃん、本当にありがとう。
今回の企画をやり遂げた彼女たちに大きなリスペクトを!
最後まで読んでいただきありがとうございました。よければいいね・感想もお待ちしています!
**momo