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必ずしも悪者がいる、なんてことはない話

どうも、ラーメンは味噌派、るーるるです。

今日も今日とて雨、梅雨が今週になってから
かなり仕事をする気満々で困りますね。
でも困ってる人ばかりでは無いのかも、、
でもこんなにいきなり大量に降られると、
やっぱり農家の方たちも困ってる、、のかな、、?

雨の影響での土砂崩れや水害、
通勤時などの交通でみんなが苦しんでるのは
どうしようもないけども、辛いですね。


さてさて、ここ最近あまり嬉しく無いニュースが
続いています、ごく一部の人たちにとって、ですが。

それは、音楽フェスの中止、です。

あのフェスも中止、あのフェスも中止、、。
最近聞くのは成功した!よかった!
の前には数えきれないほどの計画中止の数々。

フェスは当たり前として、やはりイベント事は
かなり早い段階から色んなものやら場所やらの準備、
さらには私たち参加者側も、日程調整など
色んな壁を乗り越えないと成立しません。大変です。

そう考えると、あの当たり前のようなイベントは
度重なる努力と偶然の一致でその場所にみんなが
同じ時間を共有してるのかもしれませんね。

でもこの中止は誰が悪いか、の話になると
正解なんてのはなく、むしろその対象は人では
ないのかもしれません。
それだけに誰もが気持ちの行き場を求めてる、
気がします。みんなが苦しい、ですよね。

はやく、いやはやくというよりかは
いつかやってくる日々を笑顔で迎えたい、ですね。


さて、そんな「悪者はいない」の話ですが、
るーるるがちびっ子だった頃の話です。

るーるるは小学六年生、人生の迷宮に迷い込んだことにも
気づかずにただ毎日をのほほんと浪費していた中、
ある出来事が起きたのです。

Hくん「ヤ、ヤモリ捕まえたぁ!」

クラスの元気なHくんがなんと掃除ロッカーの中から
ヤモリを捕まえた、と嬉しそうな顔ではしゃいでました。
長年、こんな奇跡を望んでたかのように、
何かをやり遂げたような達成感を感じているようでした。

するとクラスのA先生(めちゃ怖い)が
A先生「おっ、、凄いな!!うちのクラスで飼うか!」
とまさかの乗り気のご様子。

確かにヤモリ、可愛いもんね。
でも当時のるーるるくんは全く興味なく、ただただ
(掃除ロッカーから、、ヤモリ、、?)
と奇跡を否定することで頭がいっぱいでした。

それから時間が経って、るーるるたちのクラスに
隣のクラスのイケイケグループの子たちが
こんなことを言いに来たのです。

「クラスで飼ってたヤモリが逃げた」

、、、状況は一変。
今までの奇跡が闇に飲まれ、
クラスに重くのしかかったとき、
A先生(めちゃくちゃ怖い)「H、こっちにこい。」と。

地獄の時間の始まりです。
カツ丼の出ない事情聴取なんて誰も得をしないのです。

A「盗ったのか?」
H「ちがいます!」
A「じゃあなんであっちにいなくて、こっちにいるんだ」
H「し、知らないです!でも掃除ロッカーに、、」
A「何でそんなところにいるってわかったんだ?」
H「た、たまたま音が聞こえて、、、」
A「、、聞こえない。」
H「、、え、、?」
A「そんな、音は、聞こえない」
H「で、でも、、掃除ロッ」
A「聞こえない!!!!!!」
H「いやだってロッカ」
A「お前が盗ったんだな、、?」
H「ち、ちがっ」
A「そんな!!!音は!!聞こえない!!!
  盗ったのか!!!!盗っただろ!!!!!」
H「う、、うぅ、、、」

悲惨でした。
Hくんも、叱る(?)A先生も、
それを何も言わずに聞いてるクラスのるーるるたちも。

ヤモリは当然返却、Hくんは机に戻り、
肩を揺らして泣くばかり、クラスの雰囲気は最悪。

誰も悪く無い、これは誰も、、。
偶然が重なり合って起きた、そう、やはりこれは奇跡、
どう転んでも奇跡のような出来事が起こっただけです。

るーるるは思いました。
(ヤモリ機動力えぐぅ、、)と。


なんだか、誰かを責めないといけない時に、
誰も悪く無いのにわざわざ人を攻撃することは
良くないですね、地獄です、地獄よりもきっと、、。

皆さんもお気をつけ下さい、。
また会う日まで、元気で。

ではでは。

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