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幻冬舎大学 大人のためのカルチャー講座「一年3セットの服で生きる」ための土台の作り方 講師:あきやあさみ
掲題の件、閲覧日ぎりぎりなのですが、まるでテレビのドキュメンタリーを見ているような、1冊分の本・1本の映画と同じくらい、いやそれ以上に聞いてよかったなと思ったので備忘noteします。
ちなみに、私は数年前にあきやあさみの自問自答ファッション講座を受けたことがあり、今年本を買って、それでも別途アーカイブ見てよかった!と思いました。
幻冬舎さんから出ているあきやさんの著書「一年3セットの服で生きる」の帯「服選びの苦しみからさっさと抜け出そう」というスローガンに、あきやさんが目指しているのは一貫して「服選び」以上のことでぶれていない、と胸熱でした。
さてさて、アーカイブの中身で、ぐっときたところを。
自問自答ガールズのみなさんがきれいにまとめてくださっているので、私はざっくばらんな個人的な感想です。
まず、「最近自問自答ガールズが盛り上がっているな~!楽しそう。あきやさんだし幻冬舎だし(私は林真理子さんの著作のファンなのだが、それにより見城さんとの共著を知り、また中学生のときに図書館で借りる好きだなと思う作品が幻冬舎が多く素敵な社名じゃん、と思って今日に至ります。社名の並々ならぬ覚悟を知ったのはもっとずっと後のこと。)」とノリでアーカイブを申し込みました。
しかし今改めて講座名を調べて、初めて”「一年3セットの服で生きる」ための土台の作り方”となっていることに気づきました。
まさに、「土台」だから講座の前半の内容が「3種の神器(靴、バッグ、アクセサリー)なのね」とうなづく内容でした。
「3種の神器?はーん、単純に、靴・バッグ・アクセサリーは上質なものを買えばいいんでしょ」と思ったそこのあなた、、、ちょっといや大分違います。
結果的に上質なものにたどり着く方もいらっしゃると思いますが、そうやって「ファッション結構好きだし、分かってる方だし。最短距離の素敵になれる私の回答が欲しい。」と思っているあなたも、もし今までそうやって選んだファッションに心から満足していたら、このページを読んでいないのかもしれない、と思いませんか?
逆に「今何着ていいかわからない。言われたものを着るわ。」と思うあなたも、そういう日もあるけれど、「一生、他の人から与えられたスタイルで本当に自分は満足しますか?」と聞くと、「一生って大げさな・・・でも一生は無理かも・・・?」とドキっとするかもしれません。
何を隠そう、上2つ、私も思ったことがあります笑。
体力・気力があってなんにでもなれるかも!と自分に似合うかはさておき何でも試せた10代、社会人になって多少の自由なお金を手に入れて「これ着たい」に貪欲だった20代前半、いろんな役割・他者評価・仮面をつけて”浮かない”は守れるようになったけど疲れてしまった20代後半、TPOの前に「私らしさって一体何?」とファッションの先の自分の生き方を見直すことになった30代。
そんなとき、一般論じゃない「私がもっと私らしく生きるために必要なもの探し」にファッション面でつきあってくれるのが、あきやさんです。
*しかし自問自答は深いので、ファッションの話から脱線することもしばしば。
もう何十年と生きてきた大人たちは、「そこそこ素敵な自分は知っている。作れている。」と思っていても、なんだか突き抜けられない気持ちがあったなら、この著作とアーカイブ、そしてあきやさんの自問自答ファッション講座はおすすめです。
著作→アーカイブ→講座という順番で、パーソナルなファッションへと近づいていきますので、まずは著作を読んで、自分でワークをしてからアーカイブを見ていただくのがおすすめです。説得力が違いますから!
*しかしアーカイブは8月8日。。明日まで!
とはいえ、最後に少しだけ、講座の中で気になった具体的な話を。
*順不同、私が気になったものです。
【講座内】
1.阪神タイガースのトラ=あきやさんにとってのGucci
2.3種の神器:靴とバッグとアクセサリーが100点満点なら自分らしい
3.靴
・自己評価(いい靴を履いている人の謎)
・百貨店の白マダム
・靴中心の生活
4.バッグ
・自己紹介
・私の中のロマンチシズム
・自己暗示
5.アクセサリー
・アクセサリーはアイデンティティ
・アクセサリーに合わせて洋服を選ぶ
・ピンクゴールド≠彼と私の双方から見た「わたし」とは
【質疑応答】
・次買うアクセサリー
・どっち?
合わせやすい靴orとんでもなく好きな靴
生活圏内or挑戦
機能orデザイン
他の人のアドバイスor自分の意見
・公園デートとモードブランド
・冷房16℃と気合
・スタイリストでも試着室で泣くことはある…!
結局、最短距離で素敵になるには、「自分をよく知る」「自分の心を動かすものは何かを知る」ということで、近道はないんだなと思うのです。
誰かの期待に沿えるように頑張ることはとても素敵なことだけれど、誰かのラベル通りの自分は、果たして自分らしかったのかな?と思うと、そうじゃなかったとそんな過去の付箋を回収できた気持ちです。
あとは、昨年違う制服のときにお会いして、それも素敵だなと思ったのですが、ご自身がファッションで生き方を体現してPDCAサイクルを回して共有してくださっているので、アップデートした姿に「こういうことなんだ!」と年々説得力を増すあきやさんから目が離せません。
またこのような機会があれば、今度は実際に行ってみたいと思いますし、もう少しマニアックな引き出しも沢山お持ちだと思うので、次回作もあるのでは・・・!と期待してしまいます。