はじめての孤独死対応(その2~警察への対応)

両親から警察の連絡先を聞いて電話することに。
連絡先はなんと刑事課の刑事さんです。
まさか自分が刑事さんとお話しすることになるとは・・・

そうです。孤独死は不審死で刑事課の扱いになるようです。

電話するまで、強面のやばい刑事さんを想像してたのですが、電話したらめっちゃ優しい人!なんでも聞いくださいということで頼りになりました。
当日必要なものとして医師の死体検案書の代金として4万円を持参するように言われました。そのほかは、身分証明書などは不要とのことでした。

とにかく一度行くしかないということで、会社を休んで大阪まで訪問の約束を取り付けました。

さらに、遠方から行くので事前に調整した方がいいかもしれないということで市役所の葬祭課の連絡先まで教えてもらいました。

そして、当日は始発で東京の家を出発し出来るだけ早く大阪の管轄警察署へ訪問。
初めて行く土地ですが、マンション散歩で歩くのは好きなので苦ではなかったです。

そして、警察署に訪問。入口に立たれてる係の人に刑事課宛の訪問であることを伝えます。
しばらくすると刑事さんが降りてきました。めっちゃ優しそうな人!
あれ、でも思ったより若い人・・・

挨拶をすませ、どうぞこちらへと通されるときに通路に突如青いビニールシートが・・・ちょっとお待ちください、今は通れませんと言われ見てはいけない雰囲気でした。

結局、別ルートから階段を上り通された場所は刑事部屋の取調室・・・
そうです。
ドラマで見るカツ丼を食べる部屋です。
めちゃくちゃ緊張。目の前の棚には検尿カップとか見えてます。

そして、担当の刑事さんを呼んでくると。
そうです、迎えにきた刑事さんは別人でした。もしかして・・・
しばらくすると、さらに優しそうな刑事さんが登場。
この方が電話で話していた人でした。とある芸人の方に似てました。

刑事さんから発見時の状況や預かっている貴重品の説明を受けます。
自分の場合は現金と通帳や家の鍵、クレジットカード等でした。
そして、死体検案書を代金と引き換えに渡されます。
これは市役所に死亡届を出す際に必要となる重要書類です。
ただ、証明するのにそのあとも必要になるとのことで親切にコピーを複数枚取っていただきました。

事前に周囲近隣とのトラブルやどこまで貴重品の捜索をしていただいたかとか、電気ガス水道や手紙の状況や部屋の状況などいろいろと質問させていただきました。

近隣とのトラブルや苦情はないとのことでほっとしましたが、部屋や電気ガス水道や部屋はそのままということで、この後どうするのかという気持ちで押しつぶされそうでした。

説明は約30分程度で終了。その後、そのまま市役所へ向かいました。



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