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20200526 顔と表情は声がでかい

はいカワイイ~~~!ファミリーマートで今日から販売開始~~~!

私はすみっコぐらしが好きです。ちまちましたものがちまちま集まってちまちましてるのってめちゃくちゃ可愛くないですか??Switch Liteのケースを買うときも、あと一歩ですみっコぐらしの柄のやつを選ぶところでした。や、別に選んでもええねんけど、でも私が今から遊ぶのはどうぶつの森だし……ってことで、予定どおりたぬきちのアロハ柄のケースを選びました。

わかりやすく可愛いものが常に目の前にある暮らしをしたいので、私の身のまわりには「わかりやすく可愛いもの」が多くあります。服も小物も、何らかの顔がついていることが多いです。前世ではカカシの概念として存在していたのかもしれないね。

本日のおやつでありましたすみっコぐらしのお菓子、ご想像どおり食べるときはひとくちでいかないと何かちょっと可哀想な感じになります。鯛焼きのアレと一緒です、頭からいくのか尻尾からいくのか、まぁどっちにしても全部胃袋に送ってしまうのですけれども。

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タロットを読むとき、『顔』は結構大切な要素だったりします。描かれている人物の表情で、そのカードの大体のテンションが決まってきたりする。

でも、中には表情が描かれていないカードもあるんだよね。まぁ『カップ 10』はきっと幸せそうな顔をしているとして(していないかもしれないけれど、ひょっとしたらマンネリに飽き飽きして無表情かもしれないけれど、ここは幸せそうな表情をしていることにしておきましょう)、『ペンタクル 10』は物質的な満足があることははっきり描かれている中で、人物がこの状況でその他の満足、例えば本能的・精神的・感情的満足を得られているかどうかはわからない。ひょっとしたら、奥に描かれる息子っぽい男性は「物質的な満足は当然であり別に何ということはない」という顔をしているかもしれない。

『カップ 7』はどんな気持ちでこれらの妄想めいた夢めいたものに向き合っているのかさっぱりわからないし、『カップ 8』もどういう面持ちでこの場を離れようとしているのかわからない。めっちゃ悔しくて泣いているかもしれないし、もうええわ~って諦めてすっきりしているかもしれない。『ソード 6』はあんまり明るい顔をしていなさそうな雰囲気はあるけれど、ひょっとしたらわくわくしているかもしれないし。写真には写っていないけれど、『ワンド 2』とか『ワンド 3』とか、表情がわからないカードは他にもいろいろある。

彩色や描かれている他のモチーフなどで表情を推察することはできるものの、あくまでも推察でしかなく、アーサー・エドワード・ウェイト氏の腹の中でどうなっていたのかはもう誰にもわからないのだ。

わからないからこそ、占いの道具として大変魅力的だったりするんだよね。そのときどきで解釈に幅を出すことができるし、そのときどきで表情を推察し占いの内容に当て込むこともできる。全部が全部表情のはっきり見えているカードであれば、またリーディングも変わると思うわ。

見えないところ・描かれていないところ・出てこないカード・語られない要素……にまで糸を広げていく、これがタロット占いにおける面白さのひとつであります。

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