Web動画『リアルモモ生態観察』の監督・渡部亮平さんにモモがインタビューしてきました!【前編】
最上もがさん扮する「リアルモモ」が、1人おうち時間を心行くままに楽しむWeb動画『リアルモモ生態観察』。大好きなソニーガジェットに囲まれてインドアに楽しむリアルモモの様子は全8話。演出・監督を務めた渡部亮平さんに、モモがインタビューしてきました。
渡部亮平
1987年愛媛県松山市生まれ。松山東高校、立命館大学経済学部、韓国延世大学交換留学(10ヶ月)シナリオ作協研修科修了。THE DIRECTORS FARMで広告を学び独立。CM 監督としてさらに活動を広げるため、2019年からトランポリンに参加。映画「3月のライオン」やゴールデン連ドラの脚本家として活躍。
・日本映画プロフェッショナル大賞 新人監督賞
・ぴあフィルムフェスティバル2部門受賞
・シナリオ作家協会 大伴昌司賞 佳作
など
モモ:
モモです。
今日はよろしくお願いいたします!
渡部さん:
渡部と申します。
愛媛から出てきました。今は東京で、CMや映画、ドラマの脚本や監督をやったりしています。こちらこそよろしくお願いいたします。
今日、僕モモちゃんに合わせてピンク色のTシャツ!(笑)
モモ:
あはは。うれしいです!
渡部さん:
えーと、最上もがちゃんは「リアルモモ」で、モモちゃんは…。
モモ:
生モモです!
渡部さん:
そうか、「生」なんだ!
モモちゃん、近くで見ると肌がきれいだね! あ、唐突にごめんね(笑)。
モモ:
いえいえ、ありがとうございます!エステに行ったばかりなの。うふふ。
渡部さん:
えー、モモちゃんエステなんて行くの?!女子力高いな~!
彼氏はいるんだっけ?
モモ:
はい、もちろん!
バーチャル彼氏ですが!(笑)
渡部さん:
おー、Web動画『リアルモモ生態観察』を見た人にしかわからないネタですね!(笑)
モモ:
ですです(笑)!
そうそう、渡部さんは『リアルモモ生態観察』の監督さんなんですよね!
すごくよかったです!
渡部さん:
生のモモちゃんにそう言ってもらえて安心しました(笑)。
モモ:
全8話のWeb動画、どんな感じで制作は進んでいったんですか?
渡部さん:
まず、大まかな方向性をもらって、そこから細かなストーリーを考えていきました。
モモ:
じゃあ、ダウンロードの待ち時間にコサックダンスを踊っちゃうとか、カメラ女子になって家の中で撮りまくる、とかは渡部さんのアイデア?
渡部さん:
はい、そうですね。
「4話 ダウンロードだモモ」でコサックダンスをするリアルモモ
モモ:
絵コンテを見せていただいたのですが、じゃあ、それも渡部さんが?
渡部さん:
はい、いつも自分で描いてますよ。
モモ:
すごいですね!
それにモモが、なんか独特なタッチで描かれていてドキッとしちゃった。
渡部さん:
独特…(苦笑)。
モモ:
今回の『リアルモモ生態観察』では、
どんな点に注意して撮られたんですか?
渡部さん:
もがちゃんはかわいいんですけど、でも、ただかわいいだけ、ただ耳付けただけのストーリーを8話やっても面白くないので、1話ずつがコミカルな感じになるように演出していきました。
「6話 コソ練だモモ」で「桃太郎」の歌を家で一人カラオケするリアルモモ
モモ:
なるほどです。どのお話でもクスッとしてしまいました!
渡部さん:
基本的には、バカバカしさをあんまり否定しないというか。今はすぐに「それなんか、バカバカしすぎないですか?」ってなりがち。でも、褒め言葉としての〝バカバカしさ〟、魅力的なユーモアを15秒のCMでも、ミュージックビデオでの、入れられたらいいなって思いながら、いつも作品をつくってますし、今回も意識した点ですね。
モモ:
わかる〜。ユーモアって大事!
渡部さん:
サスペンス映画をつくるにしても、ユーモアってすごい大切。シリアスなドラマ、ホラーでもなんでもいいけど、ユーモアがあるから、逆に引き立ったりするんで。
それにユーモアって日常の中にいっぱいある。実はこの間も…。ちょっと、話が逸れてもいいですか?
モモ:
もちろんです!
渡部さん:
先日、個人的なことで女の人と喧嘩になっちゃったんですけど、彼女が「もう!」って言いながら、ばーんってカバンを床に投げつけたんです。その時に、そのカバンから干し梅が飛び出て散乱してしまって…。
散らばった干し梅の上で険悪な二人、というシュールな状況で。笑
あとで思い返しても、やっぱり笑ってしまう。これは映画で使うしかないって(笑)。
モモ:
笑えない状況が、また笑いを誘いますよね(笑)。
渡部さん:
そう。真剣に喋って、怒って、でも、そこで干し梅が散乱する。そして、干し梅を集める。真剣だから、余計面白くなる。
みんな真剣に生きているけど、日常の中にはいっぱいユーモアがあって、
それを見つけていきつつ、エンタメ化させて、自分の作品に入れていきたいなって。
モモ:
渡部さんの、その感性というか、着眼点もさすがだなって思いました!
ちなみに、今回のリアルモモで個人的に気に入っている部分とか、話ってありますか?
渡部さん:
一つひとつの話は全部好きですね。
ただ、「7話 内緒だモモ」のもがちゃんは、ちょーかわいい。デレデレしている感じもすごく上手。あれは、もっと見てみたくなります。
モモ:
VRゴーグルを付けてバーチャル彼氏といちゃいちゃしてるもがちゃん。
すごいかわいいですよね!
「7話 内緒だモモ」で、リアルモモはVRゴーグルをつけてバーチャル彼氏と『バーチャルデート』をする。
渡部さん:
もちろん演出もありましたけど、あのあたり含めとか、今回の撮影では
リアルモモを作る上で、もがちゃんに寄せていったというか。
彼女自身が持っているオタク感、ゲーム好きなところとか、そういう部分を引き出しながら進めていった感じですね。
モモ:
じゃあ、もがちゃんもアイデアくれたり?
渡部さん:
はい、「オタクだったらこうですかねえ」とか(笑)。
ゲーム実況をしているリアルモモの小さい呟きはもがちゃんのアイデア。
あと、リアルモモはガジェット好きという設定だから、背景というか美術も。たとえばヘッドフォンが5、6個並んでいたりとか、でも、それがあまり不自然にならないよう、リアルな感じのつくり込みも見てほしいですね。
リアルモモはガジェット好きなので、たくさんのソニー製品が使用されている。
モモ:
そうだったんですね!改めて動画を見てみます!
そうそう、後編では「OKAMOMO’S(オカモモズ)」のMVのお話なんかをお聞かせください!
▼そんな魅力のたくさん詰まった「リアルモモ」の動画はこちらから!
▼So-net ブランドサイト
▼PostPet 公式サイト
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