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元サッカー日本女子代表・丸山桂里奈さんにインタビュー。「ちゃんとした知識が大事」

※本記事は2019年11月に公開した記事の転載となります。

9月14日(土)に横浜で開催されたピンクリボンオープンセミナーに登壇いただいた丸山桂里奈さん。ピンクリボンセミナーに参加された感想や、乳がんに関する想い、若い方々に向けたメッセージなどをモモが伺いました。

モモ:
わー、丸山さん! モモです。
今日はよろしくお願いします!

写真左:モモ妹、写真右:丸山桂里奈さん

丸山さん:
わたし高校生の時から
モモちゃんのこと知ってるんですよ!

モモ:
光栄です!
でも、どうして?

丸山さん:
ポストペットを使ってたから。

モモ:
それはうれしいです!

丸山さん:
でも、昔は男の子だと思っていました(笑)。

モモ:
モモは女の子ですよー。
ちなみに丸山さんと同じく2人兄妹の妹です!

丸山さん:
そうなんですね。

モモ:
さてさて、今日は
ピンクリボンオープンセミナーの間の
貴重なお時間にいただきありがとうございます。

早速ですが、
ピンクリボンオープンセミナーに参加されて、
乳がんなどに対するイメージは変わりましたか?

オープンセミナーで増田先生のお話を聞く丸山さん

丸山さん:
めちゃくちゃ変わりましたね。

モモ:
そうなんですね。

丸山さん:
昭和大学医学部の乳腺外科講師
増田紘子先生の話を聞いて、
乳がんは早期発見できれば
治る確率が非常に高い病気であることや、
自分に合う治療法を選べたりすること、
男性も罹患する可能性があるということなど、
知らなかったことがたくさん。

モモ:
うんうん。

丸山さん:
そしてまずは、
検診に行くことが大事なんだなって知りました。

「検診に行くことが大事!」

モモ:
丸山さん、検診はされていますか?

丸山さん:
乳がんの検診は実は一回しかしたことなくて。

モモ:
まだお若いですしね。

丸山さん:
自分は大丈夫だろう
って思っていたのが正直なところです。
細かな勉強をしたこともなくて。

モモ:
わかります。

丸山さん:
今日の増田先生のお話で、
親族に乳がんの方がいると
リスクが高まったりすることや、

授乳によって逆にリスクが抑えられることなど、
知っておいたら役に立つ情報ばかりだったので、
世の女性は積極的にこういうセミナーに
参加されたほうがいいと感じました。

オープンセミナーでお話をされる丸山さん

モモ:
うれしいコメント、
ありがとうございます!

セルフチェックはどうですか?

丸山さん:
あんまりしたことはなかったですね。

今日、チェックの仕方も教えていただいて
すごく勉強になりました。

モモ:
なかなか自分ではチェックしないですよね。

丸山さん:
でも、普通に自分に付いているものですから、
お風呂あがりにセルフチェックするとか、
逆にそれを日課したらいいのかなって。
友達にも教えてあげたいですね。

モモ:
知るって大事ですね。

「知ることが大事」

丸山さん:
大事ですよね。

今はネットとかにも
いろんな情報があるけど、
やっぱりちゃんとした知識を頭に入れることが
大事なんだなって、改めて思いました。

モモ:
そういえば、先日、
丸山さんが愛犬を
がんで亡くされたとニュースで知りました。

丸山さん:
きなこというフレンチブルドッグで、
もともと最初は乳がんだったんです。

モモ:
そうだったんですね…。

丸山さん:
手術をして治ったんですけど、
転移かどうかはわかりませんが、別のがんを再発して。

モモ:
はい。

丸山さん:
元気だったこともあり、
検診にそこまで連れて行けなくって。
検診を受けられる環境があるんだったら、
やっぱりちゃんと受けておかないといけないなって。

すごく大事なことを、
身をもって教えてくれたのかなって今は思います。

きなことの思い出を語る丸山さん

モモ:
きなこちゃんが教えてくれたことを
こうやってみなさんにも共有いただいて、
本当にうれしく思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

丸山さん:
まずは早期発見して
治療するのが大事だと思います。

そして、乳がんになったからといって
諦めるわけじゃなく、
今日のお話でも
医療もいろいろ進化していることがわかりましたから、 闘病されている方も
希望を持ってがんばって欲しいなって思います。

モモ:
素敵なメッセージありがとうございます。
丸山さん、今日はおつかれさまでした!

最後にニッコリ、恒例の記念写真