見出し画像

【大同電鍋】台湾パイナップルで簡単爽やかドリンクを作ろう

台湾に行きたくても行けない。そういう時はどうしてる?

通常であれば、春は台湾に行くのに絶好のシーズン。
すでに暑いけど暑すぎとまではいかないし、美味しいフルーツも続々と出てきて、とても楽しめる季節だ。
日本から出なくとも、ここ数年で台湾料理店が増えたし、タピオカドリンクのお店はびっくりするほど増殖したし、後を追うように豆花などのデザート店が続々と。また本格的な台湾茶店や可愛い雑貨店も増えてきたり百貨店や大きな公園などで催しが行なわれ、台湾気分に浸れるようになった。


ところが今年は命を守るためステイホーム。

この出かけられない時に何か少しでも家の中でで台湾を楽しめることがあればと、日々考えている。
台湾人の友達からは私が寂しかろうと台湾の写真が届く。(が、その写真がかえって行きたい欲をそそられてしまう。)
家で楽しめることといえば、次行った時のためのお店を調べたり、台湾料理を作ったり、台湾関連のイラストを描いたりしている。
最近はイラストレーターの佐々木千絵さんのインスタライブが楽しみで、台湾にまつわるイラストを簡単に描ける方法をレクチャーされている。それを観ながら真似して描いたり、自分で描きたいものを描いたり。いろんな画材を引っ張り出してはああでない、こうでないと。

画像1

美味しすぎるパイナップルを味わおう

そしてもう一つ。出かけるのはたまにスーパーに行くくらいなので、台湾パイナップルを買ってきて存分に味わっている。
台湾パイナップルといえば、台湾から日本に持ち込むことが許される数少ないフルーツのひとつ(要検査)だけど、重いので持ち帰る人は多くないかも。
日本のスーパーで買える台湾フルーツといえば、台湾バナナ、マンゴー、パイナップル。そしてレアな例としてはドラゴンフルーツ、ライチなど。ライチの玉荷包は激レア。なぜだか理由は分からないけど、今年はスーパーにたくさん台湾パイナップルが並んでいる。

画像2

これが今年食べた中で今のところ一番美味


初めて台湾でパイナップルを食べた時、あまりの甘さと果汁の多さに驚いた。そんな美味しいパイナップルが日本のスーパーで山積みに、しかも安価で。他の国のそれと比べれば値段は高いけど、台湾のパイナップルは芯まで甘いし、皮を剥くとほとんどの部分が食べられる。

画像3

「パイナップルって舌がヒリヒリするところあるじゃーん、芯まで甘いってどういうこと?」と思われる方、試す価値あり。
3月から、何個買っただろうというくらいに毎日食べても飽きないのだ。

画像5

台湾のパイナップルは、熟してから出荷するらしく、とても良い状態で日本で販売が可能なのだそう。緑色ではなく、いかにも熟してそうなオレンジ色。切ってみると中はご覧の通り甘い部分だらけ。
だから、台湾で食べたあの甘いパイナップルの感動が、日本でも味わえるというわけ。私が今年買ったものは大体1個600~800円台、高くても1,000円以下。一食あたりは100円程度なのに感動の美味しさ。食べ切れなくても、カットして冷凍できるし、凍ったまま食べても美味しい。

画像4

こちらのマンゴーパインは果肉がとても甘いが、芯は結構硬め

さて、果肉はそのまま、美味しく食べるとして、残った皮、そのまま捨てるのめーーーーーっちゃもったいない
昔、パイナップルの皮を煮出して飲むと体に良いというのを聞いて試したことがあったが、使ったパイナップルがよくある黄緑~緑色のものだったため、酸っぱすぎて飲めたものではなかった。
それをふと思い出し、台湾パイナップルならもしかして...と思って試したら「これはイイ!」となった。酸味が少なく糖度が高いので、とてもまろやかで香り高くできた。
甘さを足したい場合はアツアツの段階でお砂糖を入れるか、冷やしてからシロップを入れる。

パイナップルの皮で作るパイナップルドリンクの作り方

材料
パイナップルの皮(切る前の段階でたわしでよく洗っておく)1個分
水1リットル
お好みで砂糖もしくはガムシロップ

画像8

内釜に皮と水を入れ、外釜に水1.5杯入れスイッチを入れる。
スイッチが上がったら、網で濾す。お好みで砂糖を。
アイスの場合は粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす。

画像7

これはパイナップル果汁のジュースとは違って、パイン水という表現が近いかな。フルーツティー感覚で楽しめるもの。
試したことはないけど、カルピスを飲むときの割り材にするとよさそう!
ミントをちょこっと添えるとスッとした清涼感が加わり、ミントが大好きな方はモヒートのように沢山入れても合うと思う。

あと、残るはヘタの部分。これは、観葉植物としても楽しめる。さすがにパイナップルを食べるたびに栽培してたらジャングルになっちゃうので全部はやらないけど、育つのを見るのが結構楽しい。
これは去年から育て始めた台湾パイナップル。といってもただの水栽培なのに結構葉っぱが増えた。鉢に植え替えたらもっと成長するのだろうな。

画像8

こうやって、台湾パイナップルは余すところなく楽しめる。

台湾に行けないぶん、せめて台湾っぽいものを生活に取り入れて少しでも楽しみを。


Mimi(電鍋料理研究家)
桃鍋企画 https://www.facebook.com/momonabekikaku/
大同電鍋愛好会in日本 https://www.facebook.com/groups/550257328436570/

★ちなみに以前、皮で外釜洗ってみようかな?ものは試しに、と思って煮出してみたが、特にキレイにはならなかった。



いいなと思ったら応援しよう!