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「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」

キンキーブーツのCDが届いたのは、9月の終わり頃だったかな。
Youtubeにあがっている、ほんの1部分しか見てないから、届いたCDを聴いて、一緒に歌って、見れない部分を色々と想像していた。
そして、「ブロードウェイが許可してくれた映像は、いつになったら見れるのかな?」「早く見たい!」と心待ちにしていた。

今日、オンラインで打ち合わせが終わって、コーヒーでも入れようと思いながら、スマホを見ていたら・・・。待ちに待っていた映像が公開されているという情報が・・・仕事中だったけど、もう我慢できなくて!
コーヒーを淹れてから、ちゃんと鑑賞モードにしたくて、スマホじゃなく、大きなディスプレイで見た。

クリエイティブスタッフ達のコメントは、愛と悲しみが詰まっていた。それらを聞いて、本当にみんなから愛されていたんだなと、改めて感じた。
これだけ愛され悲しまれるには、もちろん理由がある。
愛されたくて、人に接していたわけでも、ローラになっていたわけでもないだろう。春馬くんが持っていた優しさ、仕事への本気度、努力、彼の本質、すべてにおいて、多くの人に認められ、尊敬される存在だったんだと思う。

そして映像には・・・想像していたよりもはるかにキラキラしている春馬くんがいた。
こんな安っぽい言葉しか出ない自分が本当に情けないけど、とても素晴らしかった。胸がいっぱいになって、ずっと鳥肌がたっていた。

ミュージカルの世界でやっていきたいと語っていただけあり、やりたい事をやるために、努力を惜しまず、地道に重ねてきたという自信が、顔、体、表情まで全てにみなぎっていた。
最後、春馬くんの笑顔のあとの大喝采を聴いたとき、大喝采の中、ステージの上から、満面の笑みで手を振っている春馬くんが想像できて、涙がぽろぽろ溢れてきてしまった。

このnoteで、「春馬くんの映像を見ても、悲しくなくなってきた」と何度か書いた。でもそんなこと全然なかった。
あ、やっぱり悲しかったわけじゃないかも。私はTVの春馬くんしか知らないから、舞台でキラキラしている春馬くんを見てみたかったな、という無念さ、もう叶うことはないという寂しさ、なのかもしれない。

世界で愛されていて、世界を悲しませている春馬くん。
春馬くんが演じたいと思って、勝ち取った春馬ローラは、この先も永遠に輝き、語り継がれる。
こんな風にキンキーブーツを見ることになると思わなかったけど、心からのスタンディングオベーションを送りたい。

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