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☆ディズ◯ー+のドラマを見ないでドクター・ストレンジ2を楽しみたい方へ(ネタバレあり!)☆

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トレーナーとカップが売れてました

●はじめに

この記事はマーベルドラマを見ずにドクターストレンジ2をみる友達のためにうちの息子さんが
わかりやすく解説してくれた記事です。
なのでドラマや映画のネタバレがありますので
ネタバレ見たくない方は回れ右です!

あとすごく長いですwwww




このテキストは以下の作品・映像を鑑賞済みという前提で書かれています。ネタバレ注意!

・MCUフェーズ3までの全劇場公開作品

・「スパイダーマン/ノーウェイ・ホーム」本編

・「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」予告映像

●祝・"ストレンジ2"公開日決定

とうとう公開日が決まったぜ「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」

なんすか“狂気のマルチバース”って、なんか物騒じゃない?

先日劇場公開された「スパイダーマン/ノーウェイ・ホーム」でも、お茶目なスティーブンが現実世界の認識を改変しようとした結果、異なる世界(=マルチバース)との境界線が曖昧になり騒動を起こしました。これは直接話がつながりそうな予感。

これだけ見ておけば”ストレンジ2“への準備はバッチリ!と思いきや、この最近やたらと登場する「マルチバース」という存在について、Disney +のMCUドラマシリーズに布石がいくつか置かれているのです・・・

●ワンダヴィジョン

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オシャレなポスターです

というわけで、記念すべきMCUドラマシリーズ第1作となるワンダヴィジョンをざっくり紹介。

「ストレンジ2」の予告映像にてストレンジが農園のような場所で暮らすワンダの元を訪れた際、「大勢の人を傷つけた」と弁解をするシーンがありますが、ワンダヴィジョン本編こそがその出来事に該当します。

物語はいきなり60年代シットコム風の白黒映像から始まり、そこにはスカーレットウィッチことワンダ・マキシモフと、「インフィニティ・ウォー」にて破壊されたはずのヴィジョンの2人が、夫婦として仲睦まじく暮らす姿が。

その後もコメディな雰囲気で放映が1話進むごとに70年代、80年代と、次々に映像内の時代は進んでいくも、徐々に違和感が浮き彫りとなり・・・

流れている映像はワンダがスーパーパワーで作り出した空間の中の出来事という事が判明。

ヴィジョンを喪った悲しみで「ヘックス(現実改変能力)」に目覚めたワンダはヴィジョンと2人で幸せに暮らす世界を願い、超能力でアメリカの田舎の村まるまるひとつを作り変えてしまったのです。

その力はすさまじく、ワンダとヴィジョンの間に実在するはずのない双子の子供を作り出したり(しかもスカーレットウィッチとクイックシルバーのパワーを受け継いでいる!)

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可愛い2人ストレンジ 2にも出ましたね!

現地民の脳を操作して、架空の設定を村人全員に演じさせるほど。大きさに限りはありますが、ヘックス空間内ではほぼ全ての事象がワンダの意のままになります。

一方、外の世界では異変に気付いた者たちが動き出します。「S.W.O.R.D(ソード)」とかいうS.H.I.E.L.Dの親戚みたいなうさんくさい連中が調査チームを結成し、そこのリーダーはワンダを利用してヴィジョン2号を作ろうと目論む"事実上の黒幕"だったり、S.W.O.R.Dに所属している「モニカ・ランボー(キャプテンマーベルの親友、マリア・ランボーの娘)」がワンダのヘックスパワーを受けてヒーローとして覚醒したり、

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モニカの次回出演が楽しみです

500年以上生きている"魔女"がワンダのパワーを奪おうと暗躍したり、改めて文字に起こすとカオスな連中が色々と頑張りますが詳細は割愛。

ストーリーが終盤に差し掛かると、魔女「アガサ」の登場で物語の中心が"魔法"についての話題に移り、スカーレットウィッチという名前は単なるヒーローネームではなく、古より存在する最強の魔女の称号であり、ワンダこそが真の意味で「スカーレットウィッチ」として覚醒した、という事実が判明します。どうにもピンときませんが、未確定要素が多いためこの後"ストレンジ2"などで語られる可能性があります。

その後、黒幕がけしかけた試作型の「ホワイトヴィジョン」と、ワンダの作った「"限定的"ヴィジョン」が対決し、一方ではワンダとアガサの壮絶な魔法合戦が繰り広げられますが、最終的にワンダとヴィジョンが勝利を収めます。

ヴィジョンの喪失を受け入れたワンダは村の住人達を解放し、魔法を解除したことでヘックス空間は消え、ヴィジョンや双子の息子たちも消滅していきます。

操っていた村人達から白い目で見られながら、ワンダは村を後にする・・・という陰りのあるエンディングを迎えます。

そして、おなじみエンドクレジット後の映像にて、ワンダが様々な世界をポータル(次元の窓)から覗き見ている描写が挿入されます。

もしやこれもマルチバース・・・?そのポータルのうちの一つからは、決別し消し去ったはずの息子たちの声が聞こえてきて・・・という意味深な終わり方をします。

その姿は「ワンダ・マキシモフ」ではなく「スカーレットウィッチ」という別の存在のようにも見えます。

覚醒後の「スカーレットウィッチ」は"ストレンジ2"予告映像でもその姿を確認できます。

魔女アガサ曰く、エンシェント・ワンが持つ称号「至高の魔術師(ソーサラースプリーム)」さえ凌駕すると称されたスカーレットウィッチ。

ドクター・ストレンジをはじめとした魔術サイドとの絡みが予想されます。

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●ファルコン&ウィンターソルジャー

続きましてドラマシリーズ第二弾「ファルコン&ウィンターソルジャー」は...魔法とかスーパーパワーとかマルチバースとか全く関係無いんで割愛。以上。

●ロキ

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ロキ2も楽しみですね!

と、いうわけでドラマシリーズ第三弾の「ロキ」ですが、結論から述べると、こちらの作品は"ストレンジ2"には直接のつながりはありません(多分)。

が、今後のMCUにおける「マルチバース」という観点ではとてつもなく重要な出来事が発生しますので紹介します。

さて、ロキといえば「アベンジャーズ/インフィニティウォー」の冒頭にて、サノスに立ち向かい非業の死を遂げました。

その後、「アベンジャーズ/エンドゲーム」にて、“時間泥棒作戦”中に、NY決戦でアベンジャーズチームに敗北した直後の過去のロキが、どさくさに紛れて四次元キューブ(スペースストーン)を奪い、キューブの力でワープするシーンがあり、映画本編ではそれ以降未登場でした。ドラマ「ロキ」はこの続きから始まります。

キューブを奪い砂漠の真ん中にワープしたロキは、直後に異空間のゲートから現れた謎の特殊部隊に拘束されます。

彼らはTVA(時間変異取締局)という組織で、どの世界・時間にも属さない隔離された空間に本拠地を構えており、ポータル発生装置であらゆる時代に移動する事ができます。

四次元キューブがロキの手に渡るという"本編"では起きなかった出来事がエンドゲームで起きた事で、いうなれば"正規の歴史"を逸脱しようとしたロキは"変異体"と呼ばれ、

そのような"時間軸を分岐させるイベントを引き起こした者"="変異体"や、分岐してしまった世界そのものを"剪定"(削除あるいは消去)するのがTVAの任務です。

ロキの身柄はあらゆる世界のロキの"変異体"を観察していた捜査官「メビウス」の元に置かれます。

処刑を待つ身となったロキは得意の口八丁で状況を打開しようとしますが、NY決戦後に"本史"で訪れる自身の結末を知らされ、もはや元の世界に戻る道は無いと途方にくれます。

一方では、ロキの変異体の一人で"女版ロキ"である「シルヴィ」がTVAの追手から逃れ、「タイムキーパー」と呼ばれるTVAの最高幹部達の抹殺を目論んでおり、

捜査官メビウスは「ロキの思考や言動を推理できるのは同じロキ」というアイデアから、命を保証する代わりに捜査に協力してほしいと提案し、物語が動き始めます。

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最初は対立していた二人のロキ達ですが、成り行きで共闘する中でお互いに惹かれあっていき、シルヴィの口からTVAの成り立ち自体が嘘と秘密に塗れている事が示唆されます。

その後TVAとの戦いや、無数の世界の「ロキ」達との出会い等を経て、二人のロキはTVAを牛耳る黒幕が住まう時間軸の「終着点」にたどり着き、時間軸を守っている「管理者」から真相を聞かされます。

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ワニ

30世紀の地球では人類の技術レベル向上に伴い時間と空間を制御できるようになり、それまで交わることの無かった複数の世界(=マルチバース)が接触した事で、覇権を争い異なる世界同士の戦争に発展。

自分たちの世界を守るため、時間軸が分岐し並行世界が生まれないよう制御する機構こそが"TVA"である。と「管理者」は熱弁します。

時間から切り離された世界で時間軸を管理する、という終わりのない責務に疲弊した「管理者」は、嘘で世界を欺き支配する事を望む「ロキ」という存在にこそ、この役割が相応しいと考え役目を託そうとしますが

変異体として故郷を消滅させられ、自分の人生を弄んだ存在を抹殺する事のみを生きがいとしてきたシルヴィは「管理者」の言葉を信用せず、ロキの説得もむなしく「管理者」を殺してしまいます。「管理者」は死の間際に「別世界の私がじきにこの世界を侵略しにやってくる」「また"近いうち"に会おう」という言葉を遺し、彼が事前に語った通り、時間軸を守る機構は崩壊。世界は無数の分岐点を生み出してしまいます。

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何か意外すぎましたwww

シルヴィに裏切られたロキはTVAに帰還し、時間軸が破壊された事を皆に伝えようとしますが何やら様子がおかしく、

捜査官メビウスをはじめとしたスタッフたちはロキの事を変異体ではなく元々居たスタッフの一人と認識しており、

そこは既に「元のTVA」ではなく、既に「別の世界」に置き換わっている・・・?!という不穏な結末を迎えます。

そしてエンドクレジットの後のお楽しみでは「ロキはシーズン2で帰ってくる」の文字が!

シーズン1の結末がシーズン2に直接つながるのか、MCUフェーズ4どのように関わってくるのかは今だ未知数ですが、壮大なスケールの物語になる可能性が高いです。

なんなんだこのSF超大作は・・・

●ホークアイ

MCUドラマシリーズ第4弾の「ホークアイ」ですが、こちらもファルコン同様ストレンジには絡んで来ません。マルチバース、スーパーパワーどころか超人血清さえ出てきません。以上。

●まとめ

・“ストレンジ2”は「ワンダヴィジョン」と「スパイダーマン/ノーウェイ・ホーム」から直接の続編。

・「スカーレットウィッチ」として覚醒したワンダが鍵を握りそう。

・「ロキ」の出来事を経て、今後は異なる世界、時間軸からの接触があるかも!

●余談〜ストレンジ2以外への布石

ただでさえ長い紹介がさらに長くなるので上記では割愛していましたが、ストレンジ2以外にもこれからのMCUフェーズ4に繋がりそうな伏線が多数貼られていました。

まずは「ワンダヴィジョン」。

クライマックスでヴィジョンとホワイトヴィジョンが対峙した際、ヴィジョンの説得によりホワイトヴィジョンに記憶(マインドストーン由来のパワー)を移植した事で二人のヴィジョンは"和解"します。ヘックスは消滅しましたが、代替のボディにヴィジョンの記憶が受け継がれた、すなわち「ヴィジョンが復活した」事を意味します。この後どのような形で登場するかは予測不能ですが、ワンダとの"再会"の可能性も・・・?

一方、村での騒動終結時、スーパーパワーに目覚めたモニカ・ランボーの元にはスクラル人の女性が現れ「宇宙で彼が待っている」というメッセージを告げます。

スクラル人と言えばキャプテンマーベルに登場した「シェイプシフター(姿を自在に変えられる人)」で、「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」においてはニック・フューリーやマリア・ヒルに化けて地球での代理を務めていました。

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どこで出てくるかなー!

同じく"FFH"のエンドクレジットで宇宙船の中でくつろぐフューリーの姿が見える事、これまでに分かっているフューリーとスクラル人の関係性から、おそらく「宇宙で待っている“彼”」とはフューリーの事だと推測でき、モニカもMCUフェーズ4において重要な役割を果たすことが示唆されています。

また、ワンダに敗北した魔女「アガサ・ハークネス」についてはこの後スピンオフ作品の制作が決定しています。

続いて「ロキ」。

劇中ではシルヴィに殺されてしまった「管理者」ですが、彼の設定は原作コミックにおける「征服者カーン」に相当します。

そして、この後公開が予定されている"アントマン3"におけるメインヴィランが「カーン」であると既に予告されています。

どのような形で関わってくるかはまだ情報がありませんが、「管理者」の言う通り別時間軸からの侵略が始まってしまうのか・・・?というのが注目ポイントになりそうです。

まるでディズニーの回し者のような言いぶりですが、今後のMCUの展開に付いていこうと思うならDisney+の加入はもはや必須ですね・・・

筆者  mooper

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実物もステキでしたー

ホワットイフの追記

●WHAT IF...(ホワット・イフ)
実写ドラマシリーズと並行してDisney+で配信されていたアニメシリーズです。
MCUフェーズ3までの"本編"(「ロキ」の一件があるのであえてこういう表現になります)で起きた出来事をベースに、
「もしもあの時別の選択肢を選んでいたら・・・?」という"可能性から生まれた別の世界"が描かれています。
まさしく"マルチバース"を描いた作品なのですが、基本的には"本編"には絡まない外伝という前提で解説を割愛していました。

ところが。

"ノーウェイ・ホーム"本編の描写や"ストレンジ2"の最新版予告が予想以上にブッ飛んでいたため、もうどこの世界の誰が出てくるか皆目見当も付かず、
関係ありそうなエピソードについて解説することにしました。
ああ・・・もう収拾付かねぇぞこれ・・・

●「もしも...ドクタ・ストレンジが手の代わりに恋人を失っていたら・・・?」
問題の回は第4話。
ドクター・ストレンジ"本編"では序盤に恋人を置いて一人で表彰式に向かい、その道中で無茶な運転をしたことで交通事故にあい、両腕に致命的な怪我を負います。
「もしも」の世界では恋人と二人で表彰式に向かう際同じく事故に会い、自らは軽傷で済みますが恋人を亡くしてしまいます。
心の傷を癒すために世界中を放浪し、カーマ・タージにたどり着いた彼は魔法の道を見出し・・・そこから先は"ストレンジ1"本編と同じ流れを踏んでいると思われます。
(ニューヨークのサンクタムにてウォンと二人で細々とやっていっている描写があるため)
そして首元にはアガモットの眼(=タイムストーン)がある事から、まだ"インフィニティ・ウォー"は起きていない時系列という事がわかります。
恋人の事を諦めきれないストレンジは"恋人が助かる世界"を望み、タイムストーンの力で過去に戻ります。しかし何度試みても"自身が生き残り恋人が死ぬ"という結末を回避できません。
何度目かのタイムリープで途方に暮れていると、過去の世界の「エンシェント・ワン」が現れ、「この運命は避けられない」と告げます。それでも諦められないストレンジは魔術を行使して強引に現実を改変しようと試みます。
(あれ?どっかで見たなこの展開・・・)
しかしエンシェント・ワンによりそれは阻止され、ストレンジは別次元に飛ばされ悠久の時を生きる存在となってしまいます。
そこで古代の図書館のような空間を見つけたストレンジは古文書から得た知識で「現実を改変するためには魔力が足りなさすぎる」と結論付け、
別次元に存在する魔法的存在(悪魔とかモンスター的なアレ)を召喚し、自身の体に取り込むことで魔力を強化し始めます。
この時点で血色も悪くなり服装も黒を基調としたダークな雰囲気になります。(以降、便宜上このストレンジを"闇ストレンジ"と表記します。)
一方、現代のNYでは「恋人の事を諦めタイムストーンを使わなかった」別の世界線のストレンジが、現実世界が崩壊し始める場面を目撃します。
そこに現れたエンシェント・ワンより、「あなたの企みを阻止するため、魂を二つに分離し別次元の存在とした」事が告げられます。
しかし別次元から帰還した闇ストレンジが再び過去に戻り現実改変を試みた事で、同じ世界の過去や未来全てが崩壊し始めているというのです。
闇ストレンジの企みを阻止するため過去に舞い戻り、過ちを犯した自分との対決に臨むストレンジ。

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闇堕ち


しかし取り込んだ怪物の力を使った闇ストレンジの強力な魔術によりストレンジは圧倒され、闇ストレンジに魂を取り込まれてしまいます。
これこそが闇ストレンジの狙いであり、魂と魔力の双方を補った事で現実改変の準備が整い、ついに交通事故現場から恋人を救い出すことに成功します。
しかし現実改変の副作用か、世界はドス黒い力に飲み込まれ崩壊していきます。
崩れ行く世界を守るため世界そのものを"ミラー次元"として隔離する事に成功しますが、元々そこに有るべきでない恋人の存在が消滅する事は止められず、
全てを犠牲にして救い出した恋人の瞳に最後に映っていたのは、もはや人間としての姿を失いさまざまな怪物がごちゃ混ぜになった闇ストレンジの姿でした。
かくしてこの世界は闇ストレンジがたった独り生き残った小さな隔離空間になってしまった・・・という悲劇で幕を閉じます。

いわゆる"ストレンジ回"はこれでおしまいなのですが、その後ホワット・イフ最終話にてこれまでに登場した様々な世界の「もしも」の存在達が一堂に集結する展開があり、
世界の監視者である「ウォッチャー」の依頼により、マルチバース全てを脅かす脅威の排除に闇ストレンジが一役買う事となります。
自分の世界を崩壊させてしまった彼なりの罪滅ぼしだったのかもしれません。


●上記をふまえて
前置きが長くなりましたが、ホワット・イフの出来事を踏まえてストレンジ2の予告編を考察してみます。
やはり特筆すべきは、予告編でもその姿が映っていた、ヒゲを蓄え黒っぽい装束に身を包んだ"別次元のストレンジ"と思われるお方。
この姿、闇ストレンジに雰囲気がどことなく似ています。そして、このシーンの「この世界の最大の脅威はお前だ」という意味深なセリフ。
やらかした経緯とやらかし具合は全く異なりますが、ノーウェイ・ホームとホワット・イフのいずれにおいても、ストレンジが現実改変を試みた結果失敗し、世界が崩壊(しかける)という展開はだいたい同じで、「うわぁ、めっちゃ正論・・・」と思ってしまう程ですが、もし闇ストレンジが直接登場する場合、「まったく手のかかる」という予告のセリフの意図が、ストレンジを取り込む前の闇ストレンジなのか、改心し世界を救った後の闇ストレンジなのかで大きく異なるのも考察ポイントです。
もしかしたらホワット・イフの闇ストレンジから着想を得た別のキャラクターかもしれませんし。

また、最新ポスターに隠された伏線についても既に沢山の考察が上がっていますが、
ホワッツ・イフ関連だと第1話「もしもキャプテン・カーターがファーストアベンジャーだったら・・・?」にて登場した、"超人血清を打ったのがスティーブ・ロジャースではなくペギー・カーターだったら"という設定から生まれた女版キャップこと"キャプテン・カーター"
彼女がイギリス人である事からキャップの象徴とも言える盾には星条旗ではなくユニオンジャックがデザインされているのですが、そのイギリス仕様の盾がストレンジ2のポスターにひっそりと描かれていました。

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まさかの出演!!

"ノーウェイ・ホーム"で他社のマーベル作品すら巻き込んだ以上、"ホワット・イフ"で描かれた別世界とのクロスオーバーなんて容易いもんでしょう(?)
オイオイオイどうすんだよコレマジで収拾付かねえぞ・・・と思わず心配になるレベルですが、
エンドゲームで全伏線を綺麗にまとめたケヴィン・ファイギの手腕を信じましょう。

さて予測はどれだけ当たってたでしょうね!
これからストレンジ 2見る方少しでも参考になればよいですが!
めちゃくちゃに面白かったのでぜひ映画館で!!

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