フリーランスでも賃貸契約できた話
2020年の夏は物件探しと弁護士探しの夏だった。
さて「無職」というのは、どこにも雇用されていないという意味で使っている。
実は私はフリーランス。といっても現在は、2ヶ月に1回程度しか仕事していない。理由は仕事が減ったから。
去年部屋を借りるとき、雇用されていないフリーランスなので、賃貸の入居審査に通るか不安だった。そのせいか入居審査に通った時は嬉しかった。
◎フリーランスである私が提出した書類
・青色申告承認申請書(約10年前に税務署に提出したもの)
・2018年の確定申告(ペラ1)
上記2つをスキャンして、不動産屋さんにメール。
なぜ2018年の確定申告なのか、というと2019年よりも2018年の方が収入が高かったから。2019年の確定申告も見せろ、とは言われなかった。課税証明書、所得証明書や銀行の通帳の残高等は提出せずに審査は通った。拍子抜けしてしまった。
こんなにあっさり入居審査が通った理由として考えられるのは
・フリーランス10年選手だったこと
・家賃が6万3000円と安いこと
・運がよかった
・大家が金持ちで家賃収入が無くても暮らせる(?)
・手取りは見せない
さらに、連帯保証人はたてずに保証会社を使った。といっても「保証会社利用必須」の物件だったので、不動産屋さんにいわれるがままに用紙に記入して終わりだった。
賃貸契約を結んだ時に、やっと離婚へ動き始めることができたんだなーっと、まだ離婚成立していないくせに、いろいろと考えてしまった。
離婚のための引越しなので、新生活が始まるというワクワク感はそこまでなかった。ワクワクしない年齢になってしまったということなのかもしれない。年をとると、もう、ワクワクしなくなるんだ。そんなネガティブなことを言うもんじゃないって人もいるかもしれない。年とってワクワクしない方が人間が生きやすいのかもしれない。生きづらさを捨てて生きるのがいいことかどうかはわからないけど。そもそも生きづらさの定義もよくわかっていないが。