転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #6 新学期編
時計を見ると、
学校を出なければ行けない時間を指していた
〇〇:うわっ時間ギリギリじゃん…
遥香:急がなきゃ!!
2人で〇〇の弁当をバッグにつめて家を出る
〇〇:遥香はやくっ!
遥香:うんっ
走りはじめて数十分たったころ…
事件はおきた
遥香: ……
〇〇:どうした、遥香?
遥香:ごめん、〇〇先に行って
〇〇:どうした、顔白いよ
遥香:うん…少し頭痛くて…
一緒に走っていた遥香が足を止めた
顔はいつも以上に白く、明らかに体調が悪いのが見てわかった
〇〇:バ〇ァリンとかは?
遥香:(首を振り)持ってない
〇〇:大丈夫?風邪?
遥香:たぶん昨日寝れなかったからだと思う
〇〇:そっか、ごめん
遥香:ううん。少し休めば大丈夫だから先に行って…
〇〇:いやでも…
遥香:〇〇も遅刻しちゃう
もしまだ時間に余裕があれば一緒にここで休むのもありだったかもしれない
でもそんな時間はないし、
体調の悪い遥香を置いては行けない
家に帰すか…
いやここまできたら学校の方が近い
俺は…
〜
〜〜
〜教室〜
キーンコーンカーンコーン
美月:そんじゃ、1限はじめるよー!
女子:はーい
さくら:〇〇くん休みなのかな…
遠藤は空席になっている隣を見ながら呟いた
美月:あれ?〇〇とかっきー来てないじゃん
美月:休みの連絡もらってないけど…
男子:デートじゃないっすか?笑
美月:あんたと違って2人がズル休みするわけないでしょ笑
男子:ひでえw
さくら:(なんかあったのかな…)
バタバタバタバタ
ガラガラっ
その時、廊下から大きな足音が聞こえ、それと同時に扉が開く
そこには、
賀喜さんをおんぶした〇〇くんが立っていた
〇〇:先生っ!!
遥香: ……///
美月:ちょっと、どうしたの!
〇〇:登校中に遥香が体調悪くなっちゃって…
美月:え!!?
〇〇:顔も真っ白で…
美月:遥香ちゃん、大丈夫?(うん?真っ白…?)
遥香:はぃ…
〇〇:保健室連れて行っていいですか?
美月:うん、お願いできる?
〇〇:はいっ。
遥香:〇〇…
〇〇:どうした?遥香。
遥香:おろして…
〇〇:え、なんで、
遥香:は…恥ずかしい…から///
〇〇:そんなこと気にしなくていいよ
遥香:う、うん…でも…ぉ///
美月:(なるほどね だから顔真っ赤なのか笑)
さくら: ……
美月:〇〇くんは遥香ちゃんを保健室へ、そしたら教室に戻ってきて!事情が事情なので遅刻は無かったことにしておきます。
〇〇:わかりました!
ガラガラっ
"かっきー、大丈夫かなぁ"
"あの2人ぜったい付き合ってるよな…"
"〇〇くんってさ何気にカッコいいよね"
しばらくの間、
教室は2人のことでざわついていた
〜
〜〜
〜保健室〜
??:じゃあそこに寝かせて…
〇〇:はい
??:あとは私が見るから、〇〇くんは教室に戻って!
〇〇:はい。梅澤先生、お願いします
美波:うん、大丈夫だよ
〇〇:じゃあ遥香、俺もどるから!
遥香:あっ〇〇…
〇〇:うん?どうした
遥香:えっと…
〇〇:??
遥香:あ…ありがと…///
〇〇:はやく元気になれよ
遥香:うん…
美波:はーい、保健室でイチャイチャしなーい笑
〇〇:あ、いや…そんなつもりは///
遥香: …///
美波:はいはい、教室に戻りなさい笑
〇〇:はい!
美波:遥香ちゃんはちゃんと休む。
遥香:はい。
保険医の梅澤先生に遥香をお願いし、俺は教室へ戻った
教室では山下先生がクラスの委員をそれぞれ決めていた
美月:あ、〇〇くんおかえりー!
〇〇:戻りました。
美月:遥香ちゃんは大丈夫そう?
〇〇:なんか昨日寝れなかったみたいで、ただの寝不足だと思います。
美月:そっか、それなら良かった。
〇〇:心配おかけしました
美月:大丈夫!それより〇〇くんはどうする?
〇〇:委員ですか?
美月:うん、どれが良い?
‼️分岐発生‼️
〇〇:俺は何委員に入ろうか?
1.生徒会役員
2.保健委員
3.図書委員
4.飼育委員
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